本とわたしを離さないで

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2019.06.18イベント

【ご予約受付中】7/20(土) 『詩の夜』西尾勝彦の朗読と詩を書くことについてのお話

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7/20(土)に詩人西尾勝彦さんをお招きし、『詩の夜』を開催致します。

blackbird booksでは2回目となる西尾さんの朗読会に加え、今回は『詩を書くこと』についてお話頂きます。

西尾さんの朗読に耳を傾けたい方はもちろん、詩に興味がある方、詩を書いてみたい方、詩を書いている方、にも是非ご参加頂けると幸いです。

この企画は西尾さんが先日刊行された「のほほんと暮らす」について私達がお話しているところから生まれました。

「のほほんと暮らす」は西尾さんの考える幸福と生活についてのエッセイですが、この夜は「詩が生活にとけこむこと」について一緒に考えて行ければと思います。

詩集「歩きながらはじまること」は多くの方に手にとって頂いております。

こちらをポケットに入れて夜にお出かけください。

 

『詩の夜』西尾勝彦の朗読と詩を書くことについてのお話

7/20(土)

18:30~20:00

参加費:1000円

定員:20名様

ご予約・場所:blackbird books 06-7173-9286 / info@blackbirdbooks.jp (お名前、人数をお知らせください)

 

 

 

2019.05.25イベント

【ご予約受付中】6/28(金) 暮らしと詩のことば 山尾三省 詩のお話とワークショップ

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2019年6月28日(金)19時〜大阪のblackbird booksで、サウダージ・ブックス編集人のアサノタカオのトーク「暮らしと詩のことば」を開催します。

前半は詩人・山尾三省の本『火を焚きなさい』『五月の風』(野草社)についてブックデザイナー納谷衣美さんをお迎えしての対談、後半は参加者とともに詩のことばを読むワークショップを行います。

『火を焚きなさい』は2018年末に発売後bbbでは多くの方に手にとって頂いており、店主にとっても大切な詩集になりました。

この5月に刊行された『五月の風』もいのちの喜びを詠った、どんなに時代が変わっても、あるいは時代の節目に、必要とされる詩集だと思います。

 

出演 アサノタカオ(編集者)+納谷衣美(ブックデザイナー)

前半 詩のことばを語る
・トーク 詩人・山尾三省について アサノタカオ
・アサノタカオと納谷衣美の対談

後半 詩のことばを読む(哲学カフェ風)
詩のワークショップです
・A、Bの2作品から好きな方を選ぶ
・好きな方の作品を2度、目を通して気になる1行を見つける
・その1行から感じたことを発表してもらい、みんなでじっくり聞く

ワークショップの意図

本は一冊をまるごと読み込んで、著者の意図を頭で解釈しないとちゃんと理解したことにならない。そんなふうに思われがちですが、その日の気分や直感で本のページをパラパラめくって、1行・1句の気になることばを見つける。そこに自分との関わりを見つけるコツさえつかめば、その本は今日という一日を豊かにしてくれる、あるいは人生という時間を豊かにしてくれる自分だけの一冊になります。詩というジャンルは、特別な長編詩などではないかぎり、ひとつの作品を読み通すのにそれほど時間がかからないというメリットがあります。詩集だからこそできる、そんな「1行・1句」式の本の読み方、楽しみ方を提案したいと思います。

 

アサノタカオ / 編集者、神奈川・鎌倉在住。サウダージ・ブックス、詩人・山尾三省の生誕80年出版企画に関わる。

納谷衣美 / ブックデザイナー、大阪・高槻在住。装丁・組版の仕事に『本の虫の本』『窓から見える世界の風』『幼年画』など。

 

『暮らしと詩のことば 山尾三省』

6/28(金) 19:00-20:30

定員:20名

参加費:1000円

場所・ご予約:blackbird books 06-7173-9286 / info@blackbirdbooks.jp お名前、人数をお知らせください。

 

2017.10.18ブログ

藤本徹朗読会「大阪で、青葱を切る」を終えて

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落ちてきた空の

ひとかけらを持って

幼子が走りよってきて

ねえみて!

と言う

きれいだねえなんだろうねえ

とあなたなら言うだろう

それがなんなのか

知っていたとしても

(ひかりをつんで)

 

言葉が風景を描き、既に缶ビールを3本で飲んでいた藤本さんの声はどこか深い所からはっきりと聞こえていた。

灯りを消した店内で藤本さんの声だけに耳を澄まし、僕らは何を見るでもなくただそれぞれの脳裏に浮かんだ風景を見つめていた。

それぞれの「あなた」が脳裏をよぎり、それぞれの「ひとかけら」を思い描いていた。と思う。

僕は言葉は生きているんだなあと思いながらそれらが皮膚に付着して沈んでいくのを感じていた。

藤本さんは「風景や情景を書いて、その奥に行きたい」と仰っていた。

そうすると紙に印刷された文字は入口ということになる。

人は詩や物語を読むとき、それぞれの入口に立っている。

その先は目に見えなけれど、言葉や記憶を頼りにそれぞれで進んで行くのだろう。

 

朗読が終わって一緒に来ていた藤本さんの奥さんに感想を聞いたら

「たまにしか聞かないけど、とても良かった。青葱聞いているときは泣いちゃったよ」と言って照れたように微笑んでいた。

僕はそれがとても印象的で「その奥」に彼女は行っていたんだろうと思う。

忘れられない夜になった。

 

 

 

 

 

 

2017.09.02イベント

【ご予約受付中】10/7(土)藤本徹 朗読会「大阪で 青葱を切る」 ゲスト:池田彩乃

無題

店主が一読して惚れ込んでしまった詩集「青葱を切る」

その魅力を伝え続けて半年以上が経ちました。

お陰様でたくさんの方に手に取って頂き、反響を頂戴しております。

(詩集は藤本さんのお手持ちの分も含めて全て完売しております)

そしてこの度著者である詩人、藤本徹さんを東京からお招きして朗読会を催すこととなりました。

ゲストには当店でも詩集「ほとり」「発光」「私は祝日」でお馴染み、主に関西で活動する詩人池田彩乃さんです。

藤本さんと池田さんによる二人の詩の朗読会。

一夜限りのイベントです。

皆様のご来店をお待ちしております。

10/7(土)18時より

 

ご予約は店頭、お電話、メールにて承ります。

お名前、ご連絡先、人数をお知らせくださいませ。

06-7173-9286

info@blackbirdbooks.jp

参加費:1000円+ワンドリンクオーダー

 

 

2016.12.30ブログ

谷川俊太郎と誕生と温もり

谷川俊太郎さんの「生きる」という詩がある。

初めて読んだのは大学を卒業して働き始めたころだったか。ある女性に教えてもらった。

今まで真剣に詩を読んだことのなかった僕はたった一行でこんなにも心を激しく動かし、かつ穏やかにするものなのかと感動した。

以来、その詩が入った詩集を買い求め、本はいつもすぐ手に取れるように本棚に収まっている。

詩はふと思い出した時にさっと読めるのがいい。

谷川さん、「生きる」を一部引用させて頂きます。

 

生きる

生きているということ

いま生きているといこと

それはのどがかわくということ

木もれ陽がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみすること

あなたと手をつなぐこと

~~~

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまが過ぎてゆくこと

 

生きているということ

いま生きているということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

 

先日、師走に入って寒さが厳しくなり始めた頃、友人夫妻に女の子が生まれた。

毎日が忙しく、生きるのが困難で、世界が混乱しようと、子どもが生まれたという知らせはいつも温かい。

人の体温ほど生の実感に触れるものはなく、それは幸せと結びつくものかも知れない。

誕生した女の子の名前は「ぬくみ」と言うそうだ。

 

utumuku ikiru