本とわたしを離さないで

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2021.07.30

8/19-9/5 『something/anything Yutaka kawai 河合浩個展』

河合浩初の作品集『something/anything』の刊行を記念した展示会を開催します。

今回の作品集では自身の描いた水彩画をPCに取込みコラージュし、再構築するという手法によって、水彩の滲みや軽やかさと、デジタルのシャープさが相まって、また新たな面白さを創造しています。

そこにある線や形をそのままに受け止めたり、いろいろと想像してみたりと、どうぞご自由にお楽しみ下さい。

個人的にはフレームには収まり切らない自由あるいは自然への渇望が見られて体がむずむずして来るのが好きです。

原画は全て販売予定。

 

河合さんはコロナで世間が慌ただしくなり始めた2020年の春に植本一子さんの写真を観に来て下さって(閉店後に僕が帰ろうとしたらふらりとやって来た)、それ以来いつか本が出来たら展示をやりましょうとやり取りを重ねて来ました。

コロナや個人的な色々なことがあって作品集が思ったより早く出来たのだと想像します。

原画の他に木片作品やグッズも並ぶ予定。

楽しんでいってください。

 

河合 浩 (かわい・ゆたか)
画家、画業
東京都出身 栃木県益子在住
受賞:2019「illustration」第209回 ザ・チョイス入選(大原大次郎選)
2019「illustration」第36回 ザ・チョイス年度賞入賞
主な仕事:IN/SECTS Magazine vol.7 特集「おいしいを巡る」表紙絵
Taiko Super Kicks ファーストアルバム「Many Shapes」ジャケットアートワーク
YUKI “trance/forme” TOUR2019アートブック「PHANTASMAGORIA」アートワーク提供
SPECIAL OTHERS 7thアルバム「WAVE」ジャケットアートワーク

2021.06.27

7/7-7/25→8/1『ふたりはひとり 西尾勝彦の詩』

※好評につき8/1(日)まで会期を延長致します。

 

7月7日の七夕から奈良の詩人西尾勝彦の詩と詩集「ふたりはひとり」(七月堂)の装画を手がけた東京を拠点に活動する画家・小川万莉子の原画を展示致します。

また、展示に合わせ封筒に入った小さな詩集「やすらぎの蔭」を販売致します。

 

4年ぶりとなった詩集「ふたりはひとり」はふたりが会話を交わしながら山道を行く長い散歩のような一篇の詩です。

言葉は宙を舞い、初めから終わりまで白昼夢の中にいるようで、けれど確かな湿り気と温もりを帯びています。

言葉が表現しているのはふたりの鼓動が重なっていく幸福でしょうか。

詩の前でじっと思いを巡らせていく時間を過ごして頂ければ幸いです。

「やすらぎの蔭」は2019年6月、blackbird booksで開催された西尾さんの朗読会で発表となった「場末にて」という詩と詩のかけら4篇(書き下ろし)を封筒に収めたものです。

「場末にて」はあっと唸った当店にとっては忘れられない詩です。

 

小川万莉子さんの絵は「ふたりはひとり」の装画2点と描き下ろしの絵を展示販売致します。

西尾さんの今回の詩に流れている「夢とうつつのあわい」の空気が表現された素晴らしい作品。

大阪で見られる貴重な機会です。

 

『ふたりはひとり 西尾勝彦の詩』

7月7日-7月25日 →8月1日

blackbird books (月曜・第三火曜定休)

06-7173-9286

info@blackbirdbooks.jp

 

 

2021.05.31

6/9-6/27『ぼくの鎌倉散歩』『詩集 言葉のない世界』(港の人)刊行記念 山田愼二写真展 詩人・田村隆一

※現在大阪では緊急事態宣言の発令中です。

blackbird booksでは時短営業を実施中です。(平日17時、日は17時45分、土祝は18時まで)

ご来店予定のお客様は以下の感染対策にご協力ください。

・お連れ様を伴う場合は出来るだけ少人数でのご来店をお願い致します。

・店内での会話は出来るだけお控えください。

・マスクの着用、入り口でのアルコール消毒をお願い致します。

また、17時以降はご予約でのご来店が可能です。(18時半までにご入店いただける方)

お名前とご来店の予定時間を明記の上、 info@blackbirdbooks.jp までお問い合わせください。

お電話でも承ります。

文明に精神を侵された人間の姿を見つめ続けた詩人・田村隆一。酒を愛し、自由を愛し、生涯を詩人として生き通した田村は、死の直前に刊行された詩集『1999』で「さよなら 遺伝子と電子工学だけを残したままの/人間の世紀末」と言い遺し、私たちを21世紀に置き去りにして、颯爽とこの世を後にしました。
後半生を暮らした鎌倉をうたう詩やエッセイを厳選収録した『ぼくの鎌倉散歩』が昨年末に刊行、そして、今春に1962年に刊行され今なお戦後詩を代表する詩集と言われる第2詩集『言葉のない世界』が復刊され、詩人・田村への注目が高まっています。
詩人の最晩年、鎌倉に3年間通って撮影を続けたフォトグラファー・山田愼二による貴重なポートレイト群を展示します。
これまで東京など5カ所で開催され好評を得ている写真展、関西での初めての開催になります。厳選した作品を展示いたします。

また、刊行元である「港の人」の詩集フェアも同時開催致します。

ぜひご来場ください。

 

言葉なんかおぼえるんじゃなかつた

言葉のない世界

意味が意味にならない世界に生きてたら どんなによかつたか

あなたが美しい言葉に復讐されても

そいつは ぼくとは無関係だ

きみが静かな意味に血を流したところで そいつも無関係だ

あなたのやさしい眼のなかにある涙

きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦

ぼくたちの世界にもし言葉がなかつたら

ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
「帰途」 『詩集 言葉のない世界』より

 

山田愼二 プロフィール

新潟県上越市生まれ。東京造形大学デザイン学科映像専攻卒業。 平地勲氏に師事後、独立。一九九〇年、有限会社シーン・セカンド設立。 俳優、ミュージシャン、アーティスト、スポーツ選手、会社経営者など、ジャンルを問わない人物写真を数多く手がける。 公益社団法人日本広告写真家協会正会員、キヤノンマーケティングジャパンEOS学園講師、キヤノンフォトクラブ東京JOY顧問。

フォトグラファー山田愼二ホームページ https://www.yamadashinji.com/

田村隆一 一九二三─一九九八。

東京生まれ。一九四七年に、鮎川信夫、北村太郎らと詩誌『荒地』創刊、戦後の現代詩を牽引する。第一詩集『四千の日と夜』、第二詩集『言葉のない世界』(高村光太郎賞受賞)が高い評価を受ける。一九七〇年に東京から鎌倉へ転居し、終の住処となる。死の直前に刊行された『1999』に至るまで生涯にわたって詩作を続けるほか、評論、随筆、翻訳なども数多く手がけた。

 

2021.04.18

5/12(wed)~5/30(sun)『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』(左右社)刊行記念 西淑原画&パネル展

※現在大阪では緊急事態宣言の発令中です。

blackbird booksでは時短営業を実施中です。(平日17時、日は17時45分、土祝は18時まで)

ご来店予定のお客様は以下の感染対策にご協力ください。

・お連れ様を伴う場合は出来るだけ少人数でのご来店をお願い致します。

・店内での会話は出来るだけお控えください。

・マスクの着用、入り口でのアルコール消毒をお願い致します。

また、17時以降はご予約でのご来店が可能です。(18時半までにご入店いただける方)

お名前とご来店の予定時間を明記の上、 info@blackbirdbooks.jp までお問い合わせください。

お電話でも承ります。

 

『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』の刊行を記念して、原画&パネル展を開催いたします。
「がん闘病の不安に寄り添う短歌集」である本書は、「あの日の風を記憶するわたしの31字プロジェクト」のクラウドファンディングから生まれました。

このプロジェクトは「がんサバイバー(がん経験者)のそれぞれの想いや体験を31字の”短歌”に表現し一冊の本にすることで、自身の軌跡を記したり、他のサバイバーにエールをおくることにつながるのではないか」という想いから始まった出版プロジェクトです。
26人の女性がんサバイバーによる短歌のレッスンと書籍を監修したのは、歌集『たやすみなさい』『サイレンと犀』(共に書肆侃侃房)の著者、岡野大嗣さん。

プロジェクトメンバーの想いに寄り添った、優しくあたたかみのある描き下ろしイラストを手がけたのは、イラストレーターの西淑さんです。
今回の展示では、西淑さんのイラスト(原画&パネル)、本書収録短歌を展示いたします。ぜひこの機会にお立ち寄りくださいませ。
コロナ禍で不安が募る今こそ、多くの人にこの本が届きますように。

 

「いま、同じ時代を生きている、女性がんサバイバーたちがつくった『口ずさめるお守り』。一つひとつに異なる祈りが込められて、そのまなざしはそれぞれに美しい」ー岡野大嗣

【プロフィール】
イラスト:西淑
福岡生まれ 鳥取、京都を拠点に活動
書籍の装丁、広告、パッケージ、CDジャケット、雑誌、雑貨等のイラストレーションを手がける
ELVIS PRESSより作品集「西淑作品集」を刊行

短歌:26人のがんサバイバー あの風プロジェクト
「がんサバイバー(がん経験者)のそれぞれの想いや体験を31字の”短歌”に表現し一冊の本にすることで、自身の軌跡を記したり、他のサバイバーにエールをおくることにつながるのではないか」という想いからスタートした、女性がんサバイバーによる短歌集の出版プロジェクト。歌人・岡野大嗣による短歌レッスンを経て、26名の女性がんサバイバーが参加。短歌集を出版し、完成した本をサバイバーや団体、病院へ無料で届けるためのクラウドファンディングは開始即達成となった。

 

5/12(wed)~5/30(sun)『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』(左右社)刊行記念 西淑原画&パネル展

会場:blackbird books 大阪府豊中市寺内2-12-1 緑地ハッピーハイツ1F

06-7173-9286  info@blackbirdbooks.jp

月曜、第三火曜定休

 

 

2021.02.24

3/10(wed)-3/28(sun) フジモトマサル傑作パネル展 『フジモトマサル傑作集』(青幻舎)刊行記念

 

 

フジモトマサル(1968−2015)のマンガ、エッセイの選りすぐりを集成した初のベスト版『フジモトマサル傑作集』。その刊行を記念して、傑作パネル展を開催いたします。

未発表マンガ「こどものころにきいたはなし」、「バク博士の発明品リスト」その①、その②、その③、名久井直子制作のzineにのみ発表された「恐ろしい夢を見た」など貴重なマンガを展示します(全てデータ出力原稿)。本書にも未収録の作品ですので、お見逃しなく!

フジモト印の貴重なハンコ(2種類)も会場に。自由に押してもらえたらうれしいです。

 

また、『フジモトマサル傑作集』をお買い上げの方に、本書の刷り出し(すりだし)を1枚、プレゼント。

「刷り出し」とは、本番の印刷の、製本前の状態のもので、複数のページが大きな1枚に収まっているものです。

ここだけの特典ですのでお楽しみに。(数に限りがございます)⇒こちらは終了致しました。

名久井直子(本書の監修&デザイン)と福永信(本書の企画・選・構成)による、全作解説ペーパーも、会場で無料配布しています!

なお、さらに今回、画家マメイケダさんに本書の感想を、絵と文で、かきおろしていただきました。

会場にちょこっと展示しています。

これまた、blackbird booksでしか見られないので、是非観にいらしてください。

 

フジモトマサル傑作パネル展 『フジモトマサル傑作集』(青幻舎)刊行記念

3/10(wed)-3/28(sun)

10:00~19:00 月曜定休

協力:名久井直子

フジモトマサル

マンガ家。イラストレーター。主な作品に、もう一人のフジモト先生ここにあり!児童漫画の大傑作『こぐまのガドガド』、本当のペンギン村がここにある!『スコットくん』、著者畢生のSF大作!『夢みごこち』、ずっと聞いてたい…羊のドリーの純度100パーセントのひとりごと!『ウール100%』、素敵な続編のタイトル!『ウール101%』、そのまた続編で元に戻ります!『ウール100% ドリーの日記』(本書に全編収録)、仕事をサボってむさぼり読みたい大傑作!『二週間の休暇』、実は4コマ漫画の才能もスゴかった!『かわうそ天然気分』、初期のペンタッチもすごくいい!『長めのいい部屋』、彼にしかできない! 随筆と漫画のハイブリッド『終電車ならとっくに行ってしまった』、いつでも来てほしい!『おおかみが来るぞ』(本書に全編収録)、フジモト博士の終わらぬ夢の奇妙な世界!『アナグマ博士の睡眠研究所』(本書に全編収録)、最晩年の傑作随筆『回想の再読』(本書に全編収録)、回文家としても著名だった!『ダンスがすんだ 猫の恋が終わるとき』、実はなぞなぞ作家でもあったのだ!『今日はなぞなぞの日』など多数。世界の全部を一挙につかむ、独自の動物目線とユーモアで多くの読者を魅了した。