本とわたしを離さないで

本のこと、お店のこと、日々のこと

2018.02.20イベント

【ご予約受付中】3/31(sat) 西尾勝彦詩集『歩きながらはじまること』刊行記念朗読会

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blackbird booksではたくさんの方に手に取って頂いている「光ったり眠ったりしているものたち」「言の森」でお馴染み

奈良ののほほん詩人、西尾勝彦さんが新詩集『歩きながらはじまること』を刊行されます。(3月中旬予定)

刊行を記念してblackbird booksにて朗読会を開催することとなりました。

『歩きながらはじめること』はもう手に入らない私家版を含めた西尾さんの初期の五つの詩集

「朝のはじまり」「フタを開ける」「言の森」「耳の人」「耳の人のつづき」を収めたものです。

この夜は主にこの詩集からの朗読と西尾さんのお話を聴く夜になります。

西尾さんの言葉を聞きにどうぞ急がずのんびりといらしてください。

みんなでのほほんとしましょう。

 

日時:3/31(sat) 18:00 start

場所:blackbird books 北大阪急行(御堂筋線) 緑地公園駅より徒歩5分

参加費:1000 yen

ご予約:info@blackbirdbooks.jp または06-7173-9286 (お名前、ご連絡先、人数をお知らせください)

定員になり次第受付終了とさせて頂きます

 

西尾勝彦(にしおかつひこ)

一九七二年、京都生まれ。奈良在住。

本詩集収録作品の他に、『光ったり眠ったり しているものたち』( BOOKLORE )がある。

旅人と詩人の雑誌『八月の水』編集人。最近、のほほん社という出版と諸々の活 動をはじめた。

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2018.02.20イベント

3.14 (Wed) – 3.18 (Sun)『PLECO by kna plus』POP UP SHOP vol.3

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毎回大好評のPOP UP SHOP VOL.3です。

土に還るエコバッグ『PLECO by kna plus』

『PLECO』は繊維産業が盛んな福井県にある金津繊維で織られています。

日本の伝統色に基づいた10を超えるカラー展開と伸縮するプリーツ、洗練されたデザインが特徴で、

エコバックとは言えファション性を十分に兼ね備えたバッグです。

MoMA(The Museum of Modern Art)のデザインストアカタログの表紙に抜擢、昨年末のパリでの出店も大盛況。

今回の春夏ではこれまでにないカラーバリエーションを揃えてお待ちしております。

kna plusの詳細はこちら

また、前回に続き3/17(土)3/18(日)は花店noteとの同時開催です。

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2018.02.13お知らせ

パンフェア「ぼくはパン」「PAIN パンの本」

発売から半年以上経った今もロングセラーを続ける2つの「パン」の本があります。

1つはパン工場から抜け出したパンがパンとしての使命を全うするまでの冒険物語となっている絵本「ぼくはパン」

もう1つはある子どもがおばあちゃんの家でパンを実際に作る様子を追った写真絵本「PAIN パンの本」

両方とも素敵なデザインの成果もあってたくさんの方に手に取って頂いております。

この2つの本、偶然ですがそれぞれデザイナーの夫婦が自費出版で創ったものです。

そんな手作りの良さと純粋な想いが本と上手くマッチしたのだなと思います。

当店では2つの本のロングセラーを記念してフェアをスタートしました。

「ぼくはパン」をお買い上げの方にはオリジナルポストカードを、

「PAIN パンの本」をお買い上げの方には伊丹にある天然酵母のパンと自家焙煎のコーヒー屋さん「OTIMO」のドリップパックをお付けします!

特典がなくなり次第終了となりますので、この機会をお見逃しなく。

本はプレゼントにも是非!

 

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2018.01.23イベント

2.10 sat-3.11 sun twelvebooks SALE

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twelvebooksは、2010年に東京を拠点に設立されたアートフォトブック専門のディストリビューターです。

ヨーロッパを中心に海外出版社の国内総合代理店として書籍の流通やプロモーションに加え、関連作家の展覧会企画や来日イベントなど数多くのプロジェクトを手掛けています。

 

今回当店ではtwelvebooksさんが取り扱いしている書籍のSALE販売を行います。

期間は2/10-3/11まで。

入荷時にダメージのあったものやサンプルで使用したものを特別価格で放出致します。

価格は500円から5000円ほどまで、約100タイトルが並びます。

掘り出し物も多数出品予定です。

普段この価格で買えることはまずありません.

期間中、追加の予定はございません。

是非この機会をお見逃しなく。

2018.01.16ブログ

「死む」

以下は、お客様のご依頼で医療業界のある雑誌に寄稿させて頂いたものです。

いつもより少し長文になりますが宜しければ。転載は了承を得ております。

「死む」

 5歳の娘が先日突然「お母さん、私大人になりたくない」と神妙な面持ちで口にした。妻も、そして横で聞いていた私も驚いた。口を揃えて「どしたん、急に」と訊ねた。

 3歳を超えたあたりから語彙が増えてきて連日新しい言葉を使っては私たちを驚かせてくれる。どこでそんな言葉を覚えてくるのだろう?ということも多々あって、私たち夫婦の会話や保育所や公園やスーパー、病院などで周りの人間をよほど観察しているのだろうと想像出来る。言葉を覚えてくると質問が増えてくる。「どうして海はしょっぱいのか?」「どうして雷は光るのか?」「アメリカとはどこにあるのか?」「奇妙とはどういう意味か?」大人でも容易には答えられない質問を次々と飛ばしてくる。そんな質問をしてくる娘を見ていると困るわけではなく、嬉しくなる。日々成長しているのだなあと。

 恐らくそこで行き着く疑問の先は「生とは何か?」「死とは何か?」ということになるのだろう。芸術家たちはこの困難な疑問に立ち向かう人々だが子どもの頃の疑問を捨てずにいられたからこそ芸術家になれるのかも知れない。日々過ごすうちにそんな疑問には構っていられなくなる。だから、生や死について疑問に思うことは子どもだけが持ち得る純粋さを伴っている。

 「だって私が大人になったらお母さんはおばあちゃんになって死むんやろう?そしたら会えなくなっちゃうやん。それは悲しいもん」と娘は答えた。娘は「死ぬ」と発音出来ずに「死む」と言う。バッタが死む、メダカが死む。しかし母親が死ぬことを想像しているのを見るのも聞くのも初めてだった。死は恐らくどんな言葉よりも輪郭が掴みにくいものだが(大人の私でさえ)、「会えなくなる」ということは分かりつつあるらしい。娘は死を恐れているのではなく、母親に会えなくなることを悲しんでいる。悲しんでいる娘を見るのはつらい。妻は「大人になっても会えるよ。大人になったら楽しいことたくさんあるよ」と答えた。私もそれに加勢するように同じように答えた。

 私は親バカと言われようが何だろうが娘が死の悲しみに耐えられるのか不安で仕方がない。可愛がってくれている祖父母や、そして私たち夫婦がいつ何時命を落としてしまうかは誰にも分からない。その時の娘の悲しみを想像すると正常ではいられなくなる。娘にはいつまでも可愛い娘でいてもらいたいが、悲しみに耐えうる強さも身につけて欲しい。それが大人になるということなら仕方ない。一緒に頑張って大人になろう、と言うしかない。幸い心を鍛えてくれる書物ならここにたくさんある。