本とわたしを離さないで

本のこと、お店のこと、日々のこと

2019.09.15展示

10/10(木)-11/3(日)たやすみなさい展 ~岡野大嗣の短歌×安福望の絵の展示~

tayasuminasai - コピー

第一歌集『サイレンと犀』につづく岡野大嗣さんの5年ぶりの第二歌集『たやすみなさい』の刊行を記念した展示を開催致します。

岡野さんは約5年前『サイレンと犀』を手に当店を訪れ、そこから何度かお店を訪ねて下さりお付き合いが始まりました。

5年間、岡野さんとbbbで空想してきた企画です。

2017年に木下龍也さんとの共著『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(ナナロク社)を発表しつつ岡野さんは5年間ため息をもらしながら、音楽を聴きながら、「忘れたくない風景」を、あるいは「忘れたくない何か」を歌にしてきました。

『たやすみなさい』に込められた小さな祈りを目に見える形で展示します。

『サイレンと犀』に続いて『たやすみなさい』でも装画・挿絵を手掛けているのはイラストレーターの安福望さんです。

『サイレンと犀』の書籍やTwitterアカウント(@silentsigh1412)でおなじみのように、安福さんの絵は風のように、岡野さんの歌、言の葉を運んで来てくれます。

岡野さんは言います。「短歌をパンの種とすれば、安福さんのペンはイースト菌。絵を見た人の心の中に様々にふくらんでいくパンの姿は、作者当人も想像しえない焼き上がりになることがあります」。

焼きたてのパンのにおいが立ち上がるようなお二人の展示、是非観にいらしてください。

展示の絵は全てお買い上げ頂けます。

 

たやすみなさい展 ~岡野大嗣の短歌×安福望の絵の展示~

2019 10/10(木)~11/3(日) ※月曜定休(10/14は特別営業/岡野さん一日店長)

【イベント】

・岡野大嗣の短歌教室(創作の話と事前課題をご案内します→詳細追ってご案内いたします)

10/19(土)、10/25(金) 両日とも19時スタート。参加費1500円。各日先着20名様。

ご予約 blackbird books

06-7173-9286 / info@blackbirdbooks.jp お名前、人数をお知らせください。

 

・安福望のライブペインティング

11/3(日)最終日 →詳細追ってご案内致します。

 

【書籍購入特典】

・オリジナルギターピック『たやすみなさい』購入特典

・オリジナルポストカード(岡野書籍『サイレンと犀』『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、安福書籍『食器と食パンとペン』『バームクーヘンでわたしは眠った』

【来場特典】

店頭でお買い物(全ての商品が対象)のお客様を対象にレジにて「たやすみなさい」の合言葉で新作短歌5首を掲載したフリーペーパーをプレゼント。

COVERTAYASUMI

 

 

2019.09.11お知らせ

9/16(月・祝)、9/23(月・祝)営業致します。

9/16(月・祝)、9/23(月・祝)は定休日ですが臨時営業致します。

この両日は店主不在のため買取は一時お預かり、また通販の発送業務はございません。

読書の秋が近づいて来ました。

ご来店お待ちしております。

2019.09.03イベント

【ご予約受付中】10/13(日)ミズモトアキラトークイベント『ぼくのシブヤ景 1988-2014』

シブヤ景・豊中

1980年代後半から2000年代にかけて隆盛を極めたムーブメントであり、いまふたたび音楽/サブカルチャーを愛する人たちから熱い注目を集めている渋谷系。かつて宇田川町にあった旧・HMV渋谷店の邦楽コーナーを発信源とし、やがて世界中に波及した文化大革命。音楽家だけでなく、DJ、グラフィックデザイナー、レコードバイヤー、編集者といった人たちが先導しました。
そんな渋谷系を〈シブヤ景〉という新たな視点で編み直すDJ・編集者のミズモトアキラ。外国の影響に絶えずさらされながら、剽窃と引用、オリジナルとコピィとオマージュのあいだでたえずゆさぶられ、独自の進化を遂げた日本のサブカルチャーを、渋谷系という熱狂の季節をとおして鋭いメスを入れ、様々な謎や疑問を徹底的に究明する───それがトークイヴェント〈ぼくのシブヤ景〉です。

 

僕(店主)が旧・HMV渋谷で働き始めた頃には渋谷系の名残はおろか残り香すらなく、資本に飲み込まれた渋谷の街と同様に一部のインディーズやヒップホップのシーンを除いて画一的で模倣的で退屈な邦楽シーンがあるだけでした。サブカルチャーはひっそりと街のレコードショップに単発的に地下ゲリラ的に潜み、渋谷系をはじめとする90年代のCDは中古で叩き売られていました。

渋谷系を生で体感していたミズモト先輩にはまた積極的に活動を始めた小沢健二や小山田圭吾のように今のシブヤ景を提示して頂き(本人たちは渋谷なんて意識していないと思いますが)、少し遅れてやって来たひよっこのような僕に追体験ではない渋谷系をご教示願いたいと思っています。もちろんど真ん中の40代(以上の方も、若い方も)の皆様は奮ってご参加ください。

告知の画像を見て頂けるとどんな話をされるか想像出来るかと思います。2時間たっぷり一緒に音楽を楽しみましょう。

 

『ぼくのシブヤ景』

10月13日(日)18時30分~20時30分

参加費:1500円 定員:20名様

ご予約・会場:blackbird books 06-7173-9286 / info@blackbirdbooks.jp (お名前、人数をお知らせください)

 

ミズモトアキラ

Profile [as Editor/Writer]
1969年、松山生まれ。エディター/DJ。音楽、映像、写真、デザインなどを多角的に扱い、文、編集、デザインを手がける傍ら、トークイベントやワークショップの主催も精力的に行っている。

<主な仕事>

[BOOK & ZINE]
2002 『D.J. ディスカバリー・ジャパン』(*水本アキラ名義 Blues Interactions)
2006 『レコード・バイヤーズ・ダイアリー』(*内門洋との共著 リットー・ミュージック)
2011 『レコード・バイヤーズ・グラフィティ』(リットー・ミュージック)
2015 『コテージのビッグ・ウェンズデー』(*堀部篤史との共著 誠光社)
2015 『The Electric Yoru-Tamori Acid Test ヨルタモリ観察往復公開書簡』(*堀部篤史との共著 HERE I AM)
2017 『タモリさんについてい知っていることを話そう。海賊版』(*堀部篤史との共著 HERE I AM)
2018 『YURIKO TAIJUN HANA ① 武田百合子「富士日記」の4426日』(HERE I AM)
2018 『Comme à la radio 〜ラジオのように 』(HERE I AM)

2019.08.30ブログ

隣人は韓国人

 

自宅マンションの隣の部屋には韓国から来た人が住んでいる。

隣人同士というだけではなく、彼女の息子とうちの娘が小学校の同級生で、子どもたちをきっかけに親しくしている。

彼女はよく喋る人で「どうぞどうぞ」と自家製のキムチやチヂミ、トッポギはもちろん、韓国や鶴橋で買ってきた韓国のりなどお土産をたくさん持って来てくれる。

彼女の夫は日本人で二人共教師をしている。

彼女は子どもたちに日本語と韓国語を教えている。

つまり、隣通し、日本と韓国の橋渡しをしている。

僕の想像も及ばないほど文化や生活習慣の違いで幾多の困難があったに違いないが、日本も韓国も大好きだということだ。

だから、昨今の日韓関係を憂いていることは想像に難くない。

この状況を子どもたちにどう説明しているのだろう。

 

嫌韓だとか嫌中だとかいう言葉を見る度に恥ずかしく、申し訳ない気持ちになる。

僕らにさえ何を言っているのか分からない首相が極めて良識的に見える韓国の大統領と会話が出来るとは思えず、また歩み寄る様子も見られず、見通しは極めて暗い。

(日韓のメディアから情報を得ている彼女は双方の偏った報道が両国の関係を一層悪くしているということだ。そしてもちろん子どもたちへの影響を憂慮している)

国際的に孤立し、経済的にも追い込まれていくのはこの島国の方で、彼女にとって日本にいる理由が分からなくなる可能性もある。

もしそうなった時に悲しむのは僕の娘であり彼女の息子なのだ。

世界中で起こっている様々な理不尽な別れや分断が今まさに身近で起こっている。

 

4月、僕たちの家族に新しい子どもが生まれた時、彼女はとても喜んでくれた。

韓国では(恐らく)儒教の影響で家族をとても大切にするらしく、特に子孫が出来た時は家族、親族が集まって盛大にお祝いするそうだ。

自分の子どものように優しい目で見つめ、感激した様子で赤ん坊を抱いてくれた。

本当はもっと派手に踊りたくなるほど嬉しかったのかも知れない。

それほど感極まった様子だった。

そういった喜びを分かち合える人がすぐ隣にいるということはとても幸せなことだ。

彼女にはいつも感謝している。

良い隣人に恵まれたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.08.18展示

9/10(火)-9/29(日) 『夏雨 ナツグレ』加納千尋写真展

NATSUGURE

なてぃぬ なてぃぐれ あむぃ ちや うむぇな

あんま が うとぅしゅん なだ ち うむぇ

(夏の夏雨を雨と思うな、母が落とした涙と思え)

「奄美民俗雑話」登山 修

 

南西諸島の奄美大島に父方のルーツを持つ写真家が

島出身の家族の記憶を聞きとりたずさえ訪れた

現代奄美の写真集とプリントの展示販売

お土産(奄美民芸品の販売)もあります

 

『夏雨 ナツグレ』加納千尋写真展

2019.9/10(火)-9/29(日)

10:00-19:00 初日のみ12:00- 会期中無休

 

イベント

[奄美取材旅行のスライド]

9/21(土) 18:00-19:00  入場料¥500-

奄美産パッションフルーツジュース付き

予約不要

 

加納千尋(写真家)

1984年 埼玉生まれの奄美二世

kanochihiro.com