本とわたしを離さないで

本のこと、お店のこと、日々のこと

2017.01.14お知らせ

【トークイベント/展示】本をつくるひと vol.2『老いの現在を知るために』 トークイベント2/4(sat)2/10(fri)2/11(sat) 各18:30~20:00 | 資料展示2/1~2/12

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本をつくるひと vol.2

『老いの現在を知るために』

-PERSPECTIVE from an oblique-

創刊記念トークイベントと資料展示

 

・トークイベント

日時:2/4(sat)、2/10(fri)、2/11(sat) 各18:30~20:00

場所:blackbird books 大阪府豊中市寺内2-12-1 緑地ハッピーハイツ1F

参加費:1000円(お茶・お菓子付)

 

発売から約1ヶ月、大変好評を頂いております「老い」にまつわる人、物、事をセレクトした情報誌「PERSPECTIVE」のトークイベントを行います。

介護の仕事に携わりながら、関わり続けることの出来るカタチを模索してきた結果としてのこの本。

この本をお一人で一年かけ執筆、取材をされた川那辺さんがこれまで、これからの「老い」「介護」についてお話してくださいます。

「PERSPECTIVE」を読み込んで行きながら皆様で語り合う場にしたいと思います。

入口が「老い」ではありますがこれは日々の暮らし、経済、社会、仕事、家族、私たちを取り囲む全ての事柄に繋がるテーマだと店主は考えます。

これらの物事についてゆっくり考えてみたい方、デザインや本(モノ)づくりに興味のある方、少しでもピンと来られた方は是非ご参加くださいませ。

川那辺さんのお話は本当に面白いので、お気軽にご参加頂ければと思います。

もちろん『PERSPECTIVE』未読の方も大歓迎です。

 

・ご予約・お問い合わせ先

blackbird books 06-7173-9286 info@blackbirdbooks.jp

studio-kawata / カワタ製菓店 06-6310-1537 info@kawata-sha.jp

ご予約ご希望の方はメール(お名前、ご連絡先、ご希望の日時を明記ください)、店頭、お電話にて受付致します。(SNSからのご予約はお応え出来ませんのでご了承ください)

 

 

・資料展示

『PERSPECTIVE』を構成している資料、文献また取材で集められた写真などを当店にて展示致します。

表紙に使われている美術作家植田志保さんによる桜の木版の絵も展示予定です。

展示期間:2/1(wed)~2/12(sun)

 

『PERSPECTIVE』の詳細はこちら

著者:川那辺 伸吾

某音楽専門学校(神戸市)卒業後フリーターとなり、22 歳の時に趣味だった登山行脚で信州を周遊していた際、ある“用を足す”為に立ち寄ったと八ヶ岳の麓にある地域 交流所にて介護の仕事と出会う(特別養護老人ホーム併設だったため)。

その後、『「寝たきり老人」のいる国いない国(大熊由紀子氏著)』と出会い、介護という仕事に興味が 深まり、平成15年10月(23歳)より、老人ホームの介護職員として仕事を始める。

以下略歴。
H15.10~H17.5 某有料老人ホームの介護職員として勤務、併せてアルバイトで在宅介護、特別養護老人ホームなどでの介護業務を経験。

H17.6 ~ H22.12 某建築不動産関連企業の営業職(福祉施設建築など)。

H21.1 ~ H22.8 某介護福祉関連企業の本部勤務(人事や法務に携わる)。

H22.9~H27.3 某介護福祉関連企業の老人ホームの施設長として勤務。

H23.4より施設長兼取締役として経営に関与する。

H27.4 ~ 合同会社カワタ社設立。“studio-kawata”にて介護関連事業を営む企業の業務支援を開始し、H28.1 に一般の方の介護相談の事務所を開設。同月に妻と“カワタ製菓店”をオープンする。

H28.12 『PERSPECTIVE from an oblique』を創刊。

 

 

2017.01.08お知らせ

1月の花店noteは1/28(sat),1/29(sun)です。

blackbird booksでは月に一度花店『note』をオープンしています。

1月は1/28(sat),1/29(sun)です。

春の花がそろそろお目見えしそうです。

 

 

2016.12.30ブログ

谷川俊太郎と誕生と温もり

谷川俊太郎さんの「生きる」という詩がある。

初めて読んだのは大学を卒業して働き始めたころだったか。ある女性に教えてもらった。

今まで真剣に詩を読んだことのなかった僕はたった一行でこんなにも心を激しく動かし、かつ穏やかにするものなのかと感動した。

以来、その詩が入った詩集を買い求め、本はいつもすぐ手に取れるように本棚に収まっている。

詩はふと思い出した時にさっと読めるのがいい。

谷川さん、「生きる」を一部引用させて頂きます。

 

生きる

生きているということ

いま生きているといこと

それはのどがかわくということ

木もれ陽がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみすること

あなたと手をつなぐこと

~~~

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまが過ぎてゆくこと

 

生きているということ

いま生きているということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

 

先日、師走に入って寒さが厳しくなり始めた頃、友人夫妻に女の子が生まれた。

毎日が忙しく、生きるのが困難で、世界が混乱しようと、子どもが生まれたという知らせはいつも温かい。

人の体温ほど生の実感に触れるものはなく、それは幸せと結びつくものかも知れない。

誕生した女の子の名前は「ぬくみ」と言うそうだ。

 

utumuku ikiru

 

 

 

2016.12.16ブログ

サローヤンと皆川明と父の背中

先日、NHKのプロフェッショナルという番組(数少ない面白い番組の一つだ)で、デザイナー皆川明の特集をやっていた。

ファッションについて専門的な知識を持たない僕でも彼の存在は知っている。

街中で彼のブランド、ミナ・ペルホネンの鞄を見たり、その生地に身を包んだ女性を見てはっとすることがある。

そのオリジナリティとイマジネーションが通りを明るく彩る。

雑誌をめくると皆川さんに出会うことは多々あるし、何より彼の著作も時折入荷してはすぐに旅立っていく。

番組ではその多くの人を魅了するテキスタイルデザインの探求とブランドが愛される理由を紐解いていく。

生地のデザインから製作まで全てを手がけ、店頭にも立つ姿から浮かび上がるのは「誠実」や「真摯」という言葉だろう。

インタビューを通して彼に深い影響を与えているのは父親だと分かる。はっきり自ら語っている。

戦後ひたむきに真面目に実直に寡黙に働いてきた父の背中。

多くのことはテレビからは分からなかったけれど、その父親と「最近話すようになった」と語り胸がつまり言葉が出なくなるシーンは唐突に映ったかも知れないが

父と息子の関係性をよく表していた。

 

ここに「パパ・ユーア・クレイジー」というウィリアム・サローヤンの名作がある。

作家である父と10歳の息子が二人で暮らす日々を詩的に綴った美しく、深い物語だ。伊丹十三の訳が何とも素晴らしい。

主人公の僕(息子)が日々出会う疑問に父は正面から優しく答えていく。父と息子の会話がこの本の軸になっている。

疑問は身の回りのことから人生について、自分自身について、お金について、仕事について、世界の成り立ちについて、静かな波のようにやってくる。

父は大きな存在となってその疑問に優しく簡潔な言葉で答えていく。

「お前は毎日物語を一つづつ書いているんだよ」という言葉に心あたたまる。

 

世の中には幾つもの父と息子の物語があり、幾つもの父の背中がある。

 

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2016.12.16お知らせ

【年末年始のお知らせ】12/31-1/4までお正月休みを頂きます。(12/29.30は短縮営業)

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早いもので2016年も師走。しかも半分過ぎてる。。

年末年始の予定をご案内致します。

・12/18 neu cafe出張喫茶

北摂のランドマーク、顔とも言えるneu cafeがbbbにやって来ます。

コーヒーはもちろん、ハーブティー、お菓子、コーヒー豆の販売もございます。

・12/25 cafe308出張喫茶

毎月お馴染みとなってまりました。大人気308さんの出張喫茶です。

クリスマスのお土産にもどうぞ。

・12/27-12/30 花店note

今月のnoteは切花ではなく、正月飾りの販売です。

無くなり次第終了となります。この機会に是非お買い求めください!

・年末年始

12/29 18時閉店

12/30 17時閉店

12/31-1/4までお休み。(通販は受注のみ)

年始は1/5からとなります。

どうぞよろしくお願い致します。