本とわたしを離さないで

本のこと、お店のこと、日々のこと

2019.01.09イベント

1/23(Wed)~2/10(Sun) YVON LAMBERT フェア

YVON

1966年からパリでギャラリーをスタートし、現在は書店と出版を運営する”YVON LAMBERT イヴォン・ランベール”のフェアを開催致します。

今回はYVON LAMBERTが制作したオリジナルトートバッグを中心に、フォトブック、アートブックを展示販売致します。

全て輸入品のため数は限られておりますが、大阪では手にとって見て頂く機会も少ない商品も含まれております。

この機会をどうぞお見逃し無く。

 

トートバッグは以下の展開を予定しております。

REGULAR (BLACK,BURGUNDY,WHITE)

body: 380 x 340 x 100 mm

handle: 25 x 590 mm

LARGE (DARK GRAY,KHAKI GREEN,NAVY BLUE,WHITE)

2WAY

body: 400 x 350 x 200 mm

longer handle: 25 x 590 mm

shorter handle: 25 x 250 mm

 

ALL 100% organic cotton

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2018.12.30お知らせ

1/4(金)~1/14(月) 新春SALE

店頭にて毎年恒例の新春SALEを開催致します。

1000円以上のお買い上げで古本10%OFF

10000円以上のお買い上げで古本15%OFF

※新刊との組み合わせでもOKです。

※1/7(月)は定休日、1/14(祝・月)は臨時営業致します。

2018.12.11お知らせ

年末年始のご案内 / 正月飾り展示販売

年末年始の営業は以下の通りです。

 

12/27~ 花店note 正月飾り展示販売 無くなり次第終了

12/30 年内最終営業 18時閉店

12/31~1/4 お正月休み

1/4 営業開始

 

年末は恒例となりました正月飾り(しめ縄)の展示販売です、

1/4から通常時間通りの営業です。またこちらも例年通り古本saleを予定しております。

詳細は追ってご案内致します。

 

 

 

 

2018.11.18ブログ

『港の人』上野さんのこと

昨日(11/16)、「港の人」の上野さんが鎌倉からはるばる来られた。

日が暮れたばかりでお店には仕事帰りのお客さんが数人いらっしゃった。

上野さんにお会いするのは二度目だった。

入ってくるなり鞄から菓子折りを出されて、「この度はこのような機会を頂いて、至極光栄に存じます」と頭を下げられた。

今回のフェアは僕からお願いしたものだ。

「世界」というポーランドの詩人の本が好きで、「きのこ文学名作選」という本に驚嘆して、3年ほど前から「港の人」の本をお店に置かせて頂いている。

仕入れやスペースの関係で少しずつしか置けないけれど、「港の人」から届く本はいつも美しい丁寧な佇まいで、ここの本を置くことでうちに並んでいる他の本たちも背筋を伸ばしているように感じられる。

夏葉社の島田さんに港の人の本を置いていると伝えたら、「僕は上野さんを尊敬しているんです。あんな風に本を創って行きたいんです」と仰っていた。

綺麗な本と真っ直ぐな言葉が綴られた本がたくさんあるのだけれど、少しずつしか置けないのでいつか一斉にお店に並べたいと思っていた。

うちのような大阪の小さなお店の企画を聞き入れて下さるだろうかと緊張しながら連絡したら是非お願いしたいとのことで嬉しいお返事を頂いた。

 

お店に並んだ自社の本を嬉しそうに眺め、「ご迷惑をかけていませんでしょうか」と心配し、偶然フェアを見に来ていたお客様と楽しそうに会話を交わし、写真を撮ってお店を後にしようとした。

帰り際、白髪の混じった、僕の父親に近いほどの年齢の人は、

「それでは引き続きどうぞよろしくお願い致します。光栄でございます」と言って腰から深々と頭を下げた。

創業は1997年。僕は神戸の高校生で、電車から退屈そうに毎日海を眺めていたころだ。

そんな20年以上前から鎌倉の海の側で言葉を、詩を、短歌や俳句を紡いで来たのだ。

その人が鎌倉から大阪までやって来て頭を下げている。

僕は、こういう人があの素晴らしい本を創っているのだ、と心臓をぎゅっと掴まれたように感じ、背筋を伸ばし、夕闇に消えていく後ろ姿を見送った。

 

 

 

 

 

 

 

2018.11.15ブログ

自分のお店も蝋燭のようなものかも知れないと僕は思った。

ある晩に僕は人間を蝋燭に見立てて夜道を帰った。

人間は蝋燭なのだ。

それぞれの火を灯し、燃え尽きるまで、蝋が無くなるまで、歩いていく。

そうか、自分のお店も蝋燭のようなものかも知れないと僕は思った。

朝、お店に入り、火を灯す。

上手に言葉を照らさなくてはいけない。

夜になると火を消して家へ帰る。

火を灯せなくなったとき、それは自分の命がなくなるとき、あるいは家族に何かあったりお金がなくなったりしてお店を続けられなくなった時だ。

雨風はまさに風前の灯火。火のようにお店も横に揺れる。

けれどただ燃え尽きるのを眺めているわけではない。

蝋燭の良い所はその火を持ち帰ることが出来ることだ。

一日一日、お客さんが火を持ち帰ってくれたのなら(あるいは火を運んで来てくれたのなら)、お店を続ける意味があるのかも知れない。