本とわたしを離さないで

本のこと、お店のこと、日々のこと

2025.04.01展示

2025.4.29 tue – 5.25 sun 絵と短歌展「100年後」の7年後 絵:寺田マユミ 短歌:土門蘭

2018年、blackbird booksで開催した『絵と短歌展 目覚めたら二人は世界の果てにいる』から7年。

寺田マユミさんと土門蘭さんが再びやって来ます。

展示のきっかけとなった歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』(文鳥社)は当店で初めて数百冊を販売した思い出深い、大切な一冊であり、その本が7年の時を経て実売数が一万部に到達したことを記念し、京都、広島、大阪、名古屋、東京で巡回展を行うことになりました。

大阪会場は当店で開催します。

展示では関連書籍の他に前回と同様、書き下ろしの短歌・イラストの額装作品全20点を展示販売、そしてその図録である『「100年後」の7年後』、アクリルキーホルダーなどを販売します。

それぞれ大阪と京都に暮らすお二人も期間中何度か在廊予定です。(日程はSNSなどで告知します)

たくさんのご来店をお待ちしております。

文鳥社のBlogでも情報が公開されました。

 

※原画は先着順での販売、9月の巡回展終了後のお渡しです。

作家在廊日
寺田マユミ
5/3(土)
5/6(火・祝)
5/14(水)
5/18(日)
5/25(日)
各14:00頃-18:00頃
25日 17:00-19:00

土門蘭
5/5(月)
5/18(日)
5/25(日)
各10:00-12:00頃
※追加あり次第告知します。

 

 

【巡回展in大阪】寺田マユミ・土門蘭 絵と短歌展 『「100年後」の7年後』

2025/04/29(火・祝)〜5/25(日)

〒561-0872 大阪府豊中市寺内2-12-1 緑地ハッピーハイツ1F
06-7173-9286 info@blackbirdbooks.jp
営業時間 火曜〜日曜 10:00~19:00 (月曜、第三火曜定休)

▽作家プロフィール
寺田マユミ
イラストレーター。書籍、雑誌等の挿絵、CDジャケット、グッズのアートワーク提供などを中心に活動。
IG @teradamayumi_works

土門蘭
文筆家。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う。著書にエッセイ『死ぬまで生きる日記』等。
IG @yorusube

 

2025.03.21展示

4.12(sat) – 4.27(sun) 坂口恭平『その日暮らし』刊行記念原画展

2024年の夏に刊行された坂口恭平さんの『その日暮らし』(palmbooks)

小説を軸にこれまで建築、料理、画集、人生相談、実用的な本まで、様々な本を執筆してきた坂口さんですが本書では初めて正面から自身の鬱や寂しさと向き合い、自身の生活についてのエッセイを綴りました。発売直後から反響があり、今では当店の大切な一冊になっています。

今回は刊行を記念して坂口さん自ら手掛けた装画の原画展を開催します。

書籍の他にはこの装画を使った「その日暮らしノート」「その日暮らしポストカードセット」を販売いたします。

是非ご来店くださいませ。

※原画の販売はございません。

 

坂口恭平『その日暮らし』刊行記念原画展

4.12 – 4.27 (14,15,21休み)

at blackbird books

豊中市寺内2-12-1 1f

06-7173-9286 / info@blackbirdbooks.jp

 

2025.02.26展示

3.12(水) – 3.30(日) 金滿里『生きることのはじまり』刊行記念 ミロコマチコ装画巡回展

私はそういう環境の中で、自分も含めて人間の心理というものを考えるようになった。それは、善も悪も別々に存在するのではなく、一人の人間の中に同時にあるのだ、ということだった。良い人と悪い人がいるのではなく、一人の中に両方が存在する。たまたまそのときにどちらかが出るだけで、絶対的に善い人なんていない。特に極限状態では、悪の部分が出るほうが自然であり、本音なのだ。
だからこそ、ふだんからこの本音を見つめていかないと、人間として弱くなる、と思った。自分の中にも弱さや悪の部分がある。それに目をつぶって見ないふりをしていると、かえって知らず知らずのうちにその部分に引きずられてしまうのだ。
(「第 二 章  障碍児施設へ」より)

障碍者だけのパフォーマンス集団「態変(たいへん)」の主宰者が、想像を絶する極限状況を生き延び、人間の本質を問い続けた「生きること」の物語。

 

2024年6月の発売後、当店でも大反響を呼んだ金滿里さんの『生きることのはじまり』。

この装画を手掛けた画家ミロコマチコさんの原画が当店にやってきます。

展示期間中はミロコさんのオリジナルポストカード、装画のポストカード、またこの本を28年ぶりに復刻した人々舎樋口さんによる長いあとがき、編集の裏話などを収録したZINE(無料配布)を手に取って頂けます。

是非お運びくださいませ。

 

金滿里『生きることのはじまり』刊行記念 ミロコマチコ装画巡回展

3.12 – 3.30(期間中17,18,24休み)

at blackbird books

大阪府豊中市寺内2-12-1 1F

06-7173-9286 / info@blackbirdbooks.jp

 

 

 

 

2025.01.26展示

2025.2.8 Sat – 3.2 Sun 横山雄 個展『不定形なあれこれ』

「不定形なあれこれ」
自分の選択の連続によって線が重なってモチーフが立ち上がっていく様子は画家が絵を描くことに限らず、失敗したりうまくいったりと生活の選択を繰り返して存在が立ち上がっていくようにも見えます。その行為が正解を持った厳しいことではなく、揺らぎを含んでいて、開かれていて、曖昧で、もっと寛容なことだと思えるように絵を描いている気がします。
社会の中で名前の付けられた、自分の魂を守るためだった輪郭は外側に広がるたくさんのあれこれとの境目、他者の輪郭でもあります。自分の形を実感できるとき同時に何かに触れているのだと思うと、この境界線を肯定するレッスンのような絵を描き続けることで、私の眼差しもこれからまだまだ変わっていくのかもしれません。

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東京都在住、画家/ブックデザイナー/イラストレーターとして活動する横山雄の個展を開催します。

横山は自身の作品を発表する傍らで数々のブックデザインや装画を手掛け、その横山のデザインした本はblackbird booksでも多数取り扱って来ました。東京での出会いや来店時やメールでのやり取りよりも、横山の手がけた本を観たり触れたり、店に並べることを繰り返すことで彼の作品への理解が深まったように感じます。横山の描く細い輪郭は静止と運動を繰り返しながら、人々の手に触れていきます。展示ではそういった経緯が拡張する場になればと思います。

作品はもちろん、横山の作品集や手がけた本も販売します。

作家は初日在廊予定。

たくさんのご来店をお待ちしております。

 

横山 雄

画家/ブックデザイナ一/イラストレ一タ一

東京都在住。桑沢デザイン研究所総合デザイン科卒業。全国各地にて作品の展覧会を開催。沢木耕太郎『旅のつばくろ』、村上春樹×柴田元幸『本当の翻訳の話をしよう 増補版』、ミラン・クンデラ集英社文庫新装版の装画、世田谷美術館「マルク・シャガール 版にしるした光の詩」のアートディレクション、デザインのほか、書籍や広報物、展覧会、作品集のデザインや装画・挿画、ロゴ、パッケージイラストなどを手掛ける。

 

横山雄個展

『不定形なあれこれ』

2025.2.8 – 3.2

at blackbird books

豊中市寺内2-12-1 1F

月曜、第三火曜休

 

2024.12.29お知らせ

新春古本sale 1/5-1/13

毎年恒例の新春古本saleを行います。

1000以上のお買い物で10%off、15000円以上のお買い物で20%offです。

対象に古本が含まれていることが条件です。

また、今回は洋書のダメージ品を放出します。

ファッション関係が多めです。

是非ご利用くださいませ。

※一月六日は定休日です。