本とわたしを離さないで

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2024.07.15

8/3(土) 14:00〜『家から5分の旅館に泊まる』刊行記念!スズキナオの半日バイト&サイン会

旅先で出会う何かに心が癒されるとか、元気になるとか、そんな自分勝手なことを期待しているわけではなく、知らない土地を歩くことで、そのあいだだけは、自分自身のことを考えずに済むのかもしれない。ただ、見ているだけ、聞いているだけ、歩いているだけの存在になれるような気がするのだ。そしてその行き先は何も遠い地に限らない。近所の旅館やビジネスホテルにも、知らない世界が広がっている。(「まえがき」より)

『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』、『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』、『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』などが当店でも大人気!

大阪在住のフリライター、スズキナオさんの最新作『家から5分の旅館に泊まる』(太田出版)を記念して、ナオさんがblackbird booksで半日バイト&サイン会を行います。

新作をはじめナオさんの関連書籍を当店にてお買い上げの方にはその場でレジにてサインします。

(前日まで、あるいは通販をご利用の方にはサイン券をお渡しします)

ご来店お待ちしております!

 

 

2024.07.03

7.24(wed) – 7.28(sun)『PLECO by kna plus』POP UP SHOP vol.8

およそ1年半ぶりとなるエコバッグ『PLECO by kna plus』のPOP UP SHOP VOL.8です。

『PLECO』は繊維産業が盛んな福井県にあるkna plus(クナプラス)で作られています。

日本の伝統色に基づいた10を超えるカラー展開と伸縮するプリーツ、洗練されたデザインが特徴で、エコバックとは言えファション性を十分に兼ね備えたバッグです。

限定カラー(花用バッグ&mini)の販売もします。どうぞお楽しみに。

※初日は13時オープンです。

※メインヴィジュアル 限定biカラー(花用バッグ&mini) 深支子コキクチナシ / 卯の花色ウノハナイロ

2024.02.27

【受付終了】3/23(土)『〈寝た子〉なんているの?−見えづらい部落差別と私の日常』刊行記念トークイベント 〜上川多実×坂東 希 それぞれの〈部落ルーツ〉、子どもにどう伝える?〜

※こちらは満席となりました。ご予約ありがとうございました。

 

2月に刊行された自伝エッセイ『〈寝た子〉なんているの?見えづらい部落差別と私の日常』の著者、上川多実さんは、関西の部落出身で解放運動をする両親のもと、東京の部落ではない町で生まれました。家の中では「部落差別に負けるな」と言われ、外では「〈部落〉なんて知らない」と言う友人に囲まれて混乱とともに育った上川さんは、自らが親となった現在、子どもやその周囲にいる大人に〈部落〉について伝えながら暮らしています。

坂東希さんは、両親が和歌山の被差別部落に移り住み、そこで生まれ、育ちました。現在は非行・犯罪心理について研究しながら、大阪府箕面市の北芝で子育てし、地域づくりに関わっています。地元では「ムラ(部落)の子」として育てられつつも、別の場では「部落民ではない」と見なされることもあり、上川さんとはまた異なる「典型的な部落民」ではない立場から〈部落〉について考えてきたおひとりです。

〈部落民〉とひとくちに言っても多様な在り方があることを伝えていく活動をしているお二人は、それぞれどんなことに直面してきたのか。また、親となった今、そのルーツについてどのように子どもに伝えるのか。お二人のこれまでの歩みと考えを通して、多様で豊かな〈部落ルーツ〉の現在を一緒に考える機会になれば幸いです。(里山社)

〈書籍紹介〉
『〈寝た子〉なんているの?見えづらい部落差別と私の日常』

著=上川多実

「差別はもうない。〈寝た子〉を起こすな」と言われがちな部落問題。東京生まれの部落ルーツ、シングルマザーの著者は子どもやママ友に〈部落〉をどう伝えるのか。日常の中で見えづらい差別は当事者をどう惑わせ苦しめるのか。泣いて笑って、やがて日本社会の様々なマイクロアグレッションに気付かされる、まったく新しい痛快自伝エッセイ。「夕ご飯何にしようとか、幼稚園でこんなことがあったらしいとか、私たちはおしゃべりをしながら子どもが遊び終わるのを待つ。そういう日常の話題と同じように、その日は私は公園で、いつも通りのトーンで、部落の話をした」(本書より)

〈登壇者プロフィール〉

上川多実(カミカワ・タミ)
1980年東京都足立区生まれ。関西の被差別部落出身の両親のもと東京の部落ではない地域で育つ。佐藤真監督のもと映画美学校でドキュメンタリー映画制作を学び、00 年、自らの家庭を撮った『ふつうの家』を発表。仲間とともに「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト「BURAKUHERITAGE」を運営。現代の部落差別について講演活動を行う。2児のシングルマザー。趣味は韓国ドラマとDIY。本書が初の単著。

坂東希(バンドウ・ノゾミ) 大阪大学大学院人間科学研究科特任講師。官民協働刑務所や児童自立支援施設におけるグループ・プログラムの実践研究に携わる。大学卒業後、反差別国際運動(IMADR)に勤務。20112016年まで大阪府箕面市のNPO法人暮らしづくりネットワーク北芝に勤務し、相談業務などに従事(現在は理事)。現在、北芝のコミュニティづくりに関わりながら子育て中。blackbird booksファン。共著に『加害者臨床とアディクション』など。

 

『〈寝た子〉なんているの?−見えづらい部落差別と私の日常』刊行記念トークイベント

〜上川多実×坂東 希 それぞれの〈部落ルーツ〉、子どもにどう伝える?〜

満席となりました。ご予約ありがとうございました。

2024323()18:30

トーク終了後、著者によるサイン会を実施します。

参加費:1800円

定員:先着20名さま

(中学生以下無料、介護者無料、共に人数にはカウント致しますので同伴される場合はお伝えください。)

会場:blackbird books 大阪府豊中市寺内2-12-1 緑地ハッピーハイツ1F

ご予約:info@blackbirdbooks.jp / 06-7173-9286 お名前、人数をお知らせください。

※店内トイレ有(極めて狭く和式でバリアフリーではないため、必要な方には近隣のトイレをご案内致します)

※車椅子やベビーカーでご来店される方は事前にお申し付けください。

入り口は段差がありますのでサポート致します。

 

 

2024.02.23

【ご予約受付終了】3/9(土) 植本一子トークイベント『私と吉川さんのおしゃべり会 この3年』

※こちら満席となりましたのでご予約の受付を終了致しました。

キャンセルの出た場合はSNSとこちらでご案内いたします。

 

 

コロナ禍で2度のトークイベント中止。

そして3度目の正直!ということで植本一子さんのトークイベントを開催します。

一子さんを東京からお招きしてbbb店主吉川とおしゃべりします。

多くの方と同じようにこの3年でお互い色々ありました。

一子さんはこの3年の間に本やzineを出し続けていますがそれはつまり色々あったからで、どんどん変わり続けています。

最新刊「さびしさについて」(小説家滝口悠生さんとの共著:2022年に自費出版で出した『往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ』の改題)、「こころはひとりぼっち」そして書き続けた既刊を軸に、配信の予定などもないのでここでしかお話し出来ないことを聞いていきたいと思います。

 

植本 一子(うえもと・いちこ):1984年、広島県生まれ。2003年、キヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞し、写真家としてのキャリアをスタート。2013年より下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げ、一般向けの記念撮影をライフワークとしている。主な著作に『かなわない』(タバブックス)、『愛は時間がかかる』(筑摩書房)など。

 

植本一子トークイベント『私と吉川さんのおしゃべり会 この3年』

受付終了しました。

3月9日(土)18:30スタート

参加費:2000円

定員:先着20名様 定員になり次第受付終了となります。

ご予約:info@blackbirdbooks.jp、06-7173-9286

(お名前、人数をお知らせください。メールには必ず返信致します。迷惑メール設定などご注意ください。返事がない場合、お手数ですがお問い合わせください)

 

2023.09.05

10/7(土)18時-19時「これが生活なのかしらん」発売記念 小原晩サイン会

まさかこれが自分の生活なのか、とうたがいたくなるときがあります。

それは自分にはもったいないようなしあわせを感じて、という場合もあれば、
たえられないほどかなしくて、という場合もあるのですが、
それはもちろん自分の生活であるわけです。

その自分の生活というものを、つまりは現実を、
べつだん、大げさにも卑屈にもとらえず、そのまま受けいれたとき、
みえてくるのは「ほのおかしさ」ではなかろうかと思います。

ままならない生活にころがる「ほのおかしさ」を私はずっと信じています。
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自費出版作品としては異例の売れ行きを記録した
『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』の小原晩、書き下ろし最新作『これが生活なのかしらん』(大和書房)が発売されました。

発売を記念して、当店にて小原晩サイン会を開催致します。

当店にて『これが生活なのかしらん』をお買い上げの方が対象になります。

ご購入のレシートをお持ちください。(通販の方は参加券を商品と同封致します)

お取り置き、当日のご購入ももちろんOK。メールかお電話にてお問い合わせください。(当日の参加が多数の場合、書籍が売り切れる場合がございます。予めご了承ください)

 

『これが生活なのかしらん』発売記念 小原晩サイン会

10月7日(土) 18:oo-19:00 at blackbird books

大阪府豊中市寺内2-12-1 緑地ハッピーハイツ1F

info@blackbirdbooks.jp / 06-7173-9286

 

小原晩 @obrban

1996年東京生まれ。作家。歌人。

2022年3月に自費出版作品『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を刊行。

独立系書店を中心に話題を呼び、青山ブックセンター本店では、2022年文芸年間ランキング1位獲得。

「小説すばる」6月号に小説が掲載されるなど、精力的に活動中。