本とわたしを離さないで

tag archives : 絵本

2017.03.19ブログ

blackbirdからの手紙 1 2017.3.17

5歳の誕生日おめでとう。

僕は驚いています。

自転車を漕いでいるあなたの姿に。

ワンピースの背中のファスナーを閉めて欲しいというあなたの姿に。

(そしてファスナーを閉めている自分の姿に)

あなたの髪のリンス(リンス!)を洗い流していると「サラサラ取れちゃうから流しすぎないで!」と言うあなたの姿に。

(そしてリンスを洗い流している自分の姿に)

 

誕生日にお母さんが作ってくれたコロッケとても美味しかったね。

作り方をその内教えてもらってください。美味しいコロッケを作れるというのはいつか必ず誰かを幸せにすると思います。

誕生日に送った「生きる」という絵本、厳密に言えばそこに書かれている詩はとても大切なことが書かれていると僕は思っています。

いつかあなたにとって大切な人が出来たとき(それは一人とは限りません)、その言葉はあなたを支えてくれると思います。

絵本を読まなくなっていつか忘れてしまってもいつかふと思い出してくれれば良いです。

ikiruehon

2015.03.01ブログ

奪われているのか、騙されているのか 「歩くはやさで 文:松本巌 絵:堺直子」

arukuhayasade

「本当は奪われているのかもしれない、と僕は思う。」

これはこの本の帯に書かれれている言葉で、著者の松本巌さんが語られているあとがきから抜粋したものです。

あとがきではスマホやカーナビ、ハイブリッドカー、口コミサイトを例にあげ、技術が進み、便利が加速していく中、何かを得たようで本当は奪われているのではないか、という疑問を投げかけています。

僕はこの本を読んだ時、村上龍の「空港にて」という短編集に収められている「カラオケルームにて」という短編を思い出しました。

50を過ぎた男が家のローンを6年残し、会社を辞める。パートで働く妻、就職先の見つからない息子、コミュニケーションの取れない娘、同僚だった友人のトラブル。

知り合ったばかりの二人の若い女性とカラオケに入り、わけのわからない歌を聴きながら、「私はだまされていた」と沈み込む男の姿。何の意味もない人生だったのではないか?確かそんな話でした。

この二つの本では具体的に「何を奪われ」「何に騙されたのか」を書いてはいません。しかし「何か大切なものを失っている感覚」を書いています。

僕も時々、自動的に引き落とされる銀行口座やスマートフォンで下らない情報を見ている時に、お金や時間だけでなく、何か別のものを奪われたような気持ちになることがあります。

そんな時はどうすればよいのか?そんな時はどうしていますか?

季節を感じながら、歩くはやさで、生きていくのがいいのかも知れません。

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arukuhayasade

歩くはやさで

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2014.05.22ブログ

荒井良二 / あさになったのでまどをあけますよ

荒井良二さんを知ったのはエンケンさん(遠藤賢司)のアルバム「君にふにゃふにゃ」(2009)を買ってからなので、遅い方だろう。面白い絵を描く人だなあと思って、そう思うと不思議なもので本屋へ行ったり、雑誌を開いたりすると荒井良二さんの絵が次々と飛び込んでくる。そうするとどんどん気になって、読んでみたくなる。いつか子どもが出来たなら荒井良二さんの絵本をたくさん買おうと決めていた。

2011年の終わりに出たこの本は、とても話題になっていて、買うのをずっと我慢していた。(別に我慢する必要ないのだけれど、子どもが出来たら、と決めていたから)買う前から素晴らしい本だろうな、というのはわかっていた。だってタイトルが「あさになったのでまどをあけますよ」なんだから。

めでたく子どもが生まれて絵本をたくさん買うようになって、荒井良二さんの絵本を見つけては買うようになった。「たいようオルガン」もびっくりしたけれど「あさになったのでまどをあけますよ」は最高だった。まどをあけて、新しい1日が始まる喜びを心から感じた。新しい世界を見つけた、と思った。
いや、元々そこにあった美しい世界が見えていなかったのだ、と思った。この絵本には海があり、山があって、太陽があって、雨があって、あなたとわたしがいて、そこに街がある。要するに全てがある。そして荒井良二さんの言葉にはリズムがあって、間があって音楽のように心に響いてくる。最後のページを捲る時なんか何度でもわくわくしてしまう。
ずっと娘の部屋の、窓のそばに置いておきたい。

2013.10.07ブログ

ヘレン・バンナーマン / ちびくろ・さんぼ

子どもの頃読んだ記憶のある絵本を3つ選べ、と言われたら「ぐるんぱのようちえん」「ごんぎつね」「ちびくろ・さんぼ」ですかね。次点で「エルマーとりゅう」かな。でもこれは絵本じゃないか。
でもこれらの本はいつしか無くなってしまって、実家の母親に電話で聞いたら「さあ、どこいったのかな」と言われてしまいました。

「ちびくろ・さんぼ」今読んでも面白いですね。トラがぐるぐる回って溶けてバターになってそれをパンケーキにして食べてしまうんだもの。おかあさんのまんぼは27も、おとうさんのじゃんぼは55も、そしてちびくろ・さんぼは169も食べてしまうんだもの。

なんでトラが溶けてバターになるのか(村上春樹は上手くこれを比喩としてある小説で使っていますね)、食べたお皿の数はなにか意味があるのか、考えてもしょうがないんですが、考えると面白い。意味なんてきっとないんでしょうけど。

意味のないものが面白い。わかってしまうと面白くない。もうすぐ2歳になる娘と絵本を読んでいると分かります。仕組みがわかってしまうともう興味がないみたい。娘はこの「ちびくろ・さんぼ」と「そらいろのたね」に夢中です。「そらいろのたね」なんてたねを植えたら家が出てくるんだからもうわけわかんない。どちらもユーモアがあって面白いです。絵本は幾ら読んでもわけわかんないから大人になっても面白いのでしょう、きっと。

この窮屈な社会においては形のあるもの、意味のあるものばかりを求められがちですが、わからないものはわからないでいいと思いますし、軽く笑えるユーモアが足りない気がしますね。でもそれはまた別の話か。

2013.06.21ブログ

太田大八 / かさ

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親友に子ども(女の子)が生まれたので絵本を贈りました。
私の大好きな絵本で「かさ」という絵本です。

この絵本に言葉はありません。

女の子がお家から赤い傘をさして、お父さんを駅まで迎えに行くお話です。
全編モノクロで描かれていますが、女の子の持つ傘だけが赤く色付けされています。
(モノクロに赤と言えば「シンドラーのリスト」の赤い服を着た女の子を思い浮かべますが、赤という色には何か不思議な力があること感じずにはいられません。口紅は何故赤なのでしょう、花の色は何故赤がまず思い浮かぶのでしょう)

公園を横切り、池の鴨を眺め、友人とすれ違い、橋を渡り、ドーナツ屋さんの前を通り過ぎ、歩道橋を超え、おもちゃ屋さんのショーウインドウで立ち止まり、横断歩道を渡って、お父さんに黒い大きな傘を持っていく。

言葉はありませんが、女の子が歩いて行く様子を見ていると何か心に語りかけてくるものがあります。それは音楽を聴いたり、写真を見たり、絵を見たりして感じる何かと同じものです。

機会があればこれからもこの絵本を誰かに贈りたいと思います。