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2023.10.15ブログ
京都を拠点に活動を続ける写真家、吉田亮人による新作「The Screw」を展示します。
キャリア初期から働く人々を被写体として撮影してきた吉田は、これまでバングラデシュ のレンガ工場や皮なめし工場、日本の海苔漁師、製革所で働く人々などを写真に収めてきました。
本作は吉田が2012年から2018年まで撮り続けてきた、船舶の推進力となる「スクリュー」を作るバングラデシュの労働者にフォーカスした作品です。 薄暗い工房で、真っ赤に煮えたぎり、強い光を放つ鋼鉄と格闘しながら肉体労働に従事する労働者たちの威容を捉えたモノクロームの世界に圧倒されるでしょう。
この作品発表に併せて、吉田とヴィジュアルアーティストの鈴木萌が共同で立ち上げた写真集出版社「Three Books」から大判の写真集「The Screw」が刊行されました。 この機会に是非ご覧ください。
また、最終日の11月12日にはトークイベントを開催します。
吉田さん、そしてThree Booksを吉田さんと共に立ち上げた鈴木さんが沖縄からオンラインで参加予定。
トークでは、お二人の写真活動と写真集制作について、「写真」と「写真集」を取り巻く環境、Three Booksを立ち上げた経緯、The Screwについてなどを中心にお聞きする予定です。
吉田さんは当店に約4年ぶりのご登壇、鈴木さんは昨年9月の展示以来の当店お目見え(オンラインですが)です。
是非ご参加くださいませ。
Three Books(吉田亮人、鈴木萌)トークイベント
11月12日(日)18:30 スタート
参加費2000円 定員20名さま
ご予約 info@blackbirdbooks.jp / 06-7173-9286
(お名前、人数をお知らせください。定員になり次第、受付終了となります)
2019.02.11展示
※トークイベントは受付終了致しました。
お問い合わせありがとうございました。
blackbird booksでは3月6日から3月24日まで写真家岡原功祐の写真展『Fukushima Fragments』を、そして3/23(土)にはトークイベント『後世に写真は残せるのか 岡原功祐×吉田亮人(写真家)』を開催致します。
本展は2015年にフランスのEditions de La Martinièreより刊行された写真集『Fukushima Fragments』を元に構成されます。
『Fukushima Fragments』は東日本大震災が発生し、福島原発事故が起こった2011年3月11日からわずか数週間後の3月末日から岡原さんが
現地福島で撮り始めた一連の作品集です。
恐らくこれを読んでいる人は3月が来るとあの日自分が何をしていたのか思い出すでしょう。
そして多くの被災地や福島が今どういう状況なのか考えるでしょう。
それは直接被災していなくとも、同じ土の上に立っている人間としての共通の宿命であり責任だと考えます。
岡原さんは2011年の3月末から「福島のかけら」を集め始めました。
そのかけらが皆様の記憶に残り、何かを問いかけてくることがあれば幸いです。
トークイベントでは過去に親交があり先日写真集『THE ABSENCE OF TWO』を上梓したばかりの写真家吉田亮人さんをお迎えし、
写真をテーマに岡原さんと対談致します。
展示の作品はお買い求め頂けます。
また、写真集は初日の3月6日より店頭にて販売開始致します。
会期中のたくさんのご来店をお待ちしております。(店主)
トークイベント
3/23(土)18:00~19:30
『後世に写真は残せるのか』岡原功祐×吉田亮人(写真家)
参加費:1500円 定員:20名様
ご予約はお電話、メールにて承ります。
お名前、人数をお知らせください。
06-7173-9286 info@blackbirdbooks.jp
岡原功祐
1980年東京都出身。早稲田大学卒。南ア国立WITS大学大学院中退。
人の居場所を主なテーマに撮影を続け、これまでに『Contact #1』『消逝的世界』『Almost Paradise』『Fukushima Fragments』『Ibasyo』の5冊の写真集を上梓。2008年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。2009年には世界報道写真財団が世界中の若手写真家から12人を選ぶJoop Swart Masterclassに日本人として初選出。Photo District News が選ぶ世界の若手写真家30人にも選ばれる。また2010年には『Ibasyo』で、人間性や社会性を重視した写真作品に贈られるW.ユージン・スミス・フェローシップを受賞。2012年、原発事故後の福島を撮影した作品でゲッティー・グラント、2014年にはコロンビアの作品で斬新なドキュメンタリー写真に贈られるピエール&アレクサンドラ・ブーラ賞を受賞。同作品は、ライカ社100周年記念巡回展にも選出された。これまでに東京都写真美術館、クンスタール(ロッテルダム)、ケブランリー美術館(パリ)、C/Oベルリン(ベルリン)、ダイヒトールハーレン(ハンブルク)、バイエルン州立図書館(ミュンヘン)、アネンベルク写真センター(ロサンゼルス)、アパーチャー(ニューヨーク)など、各国の美術館やギャラリーでも作品が展示されている。
2019.01.10イベント
『1928年生まれの祖母と、1990年生まれの孫。
宮崎県の田舎町で毎日繰り返される小さな家族のささやかな生活は、
ある日突然、思いもかけない形で結末を迎える・・・・・・・。』
“THE ABSENCE OF TWO (二人の不在)“は写真家・吉田亮人さん自身の祖母と従兄弟を被写体にした写真集です。
家族の出来事を111部限定で私家版写真集として制作し、またKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2017での展示を経て、大きな反響を呼び、本書は誕生します。
物心ついた頃から祖母の家にいたという従兄弟は成人し、大病を患った祖母を看病するため共に暮らし、食事、排泄、風呂、あらゆる面倒を見ながら、時には喧嘩もしながら暮らしていきます。
吉田さんはその生活を、その幕が閉じるまで約3年間撮り続けました。
その記録がここに収められています。
吉田亮人(よしだ・あきひと)
1980年宮崎県生まれ。京都市在住。小学校教員を経て2010年よりフリーの写真家として活動。日経ナショナルジオグラフィック写真賞ピープル部門最優秀賞(2016)など、受賞多数。
本書の刊行を記念し、また一冊ずつ直接手渡して行きたいとの思いから吉田さんは全国の独立系書店を中心にブックサイニング&トークイベントツアーを行います。
blackbird booksでは吉田さんをお迎えし、2/15(金)にトークイベントを開催致します。
本書を制作した思いを語って頂く運びとなりました。
当日お買い求めのお客様にはサインを行います。
ご予約は店頭、お電話、メールにて承ります。
2/15(金) 19:30〜21:00
ご予約 先着20名様 参加費1000円
blackbird books
06-7173-9286 info@blackbirdbooks.jp
お名前、人数をお知らせください。
ブックサイニング&トークイベントツアー
2019年2月7日(木) Title (東京)
2019年2月8日(金) PEOPLEBOOKSTORE (茨木・つくば市)
2019年2月9日(土) 栞日 (長野・松本市)
2019年2月11日(月) 半月舎(滋賀・彦根市)
2019年2月15日(金) blackbird books(大阪・豊中市)
2019年2月16日(土) READAN DEAT (広島・広島市)
2019年2月17日(日) 汽水空港(鳥取・東伯郡)
2019年2月19日(火) ブックスキューブリック(福岡・福岡市)
2019年3月16日(土) 誠光社(京都)
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