本とわたしを離さないで

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2019.04.07イベント

5/19(日) ムービーマヨネーズ2 刊行記念トークショー

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日本未公開映画の紹介、上映を企画・運営する団体、Gucchi’s Free School(グッチーズ・フリースクール)が創刊した映画雑誌『MOVIE MAYONNAISE ムービーマヨネーズ』

昨年末に発売された第2号「コメディ特集」の勢いが止まりません。

そんな中で今回、本書の編集人でありGucchi’s Free School主催の降矢聡さんによる京阪神トークショーツアーが開催されることになりました。

各会場ではスペシャルゲストをお招きし、来場者の方には特典「ムービーマヨネーズ番外編ミニ冊子」をプレゼント致します。

大阪会場である当店では5/19(日)18:30スタートです。ご予約お待ちしております。

 

ムービーマヨネーズ2 刊行記念トークショー

5/19(日)

Open 18:00 start 18:30 (90分)  

¥1500 (特典付き)                    

定員25名様

Guest 福富優樹(Homecomings)

ムービーマヨネーズ執筆者 cafe 308 お菓子販売あり

ご予約 tel:06-7173-9286|mail:info@blackbirdbooks.jp 

 

京都:5.17 (金)  恵文社一乗寺店 COTTAGE 

神戸:5.18 (土)  1003 

 

2019.03.31イベント

4/27(土) 18:30~『インドの南、ベトナムの北、チュニジアの中央』独立系旅雑誌「LOCKET 3号」刊行記念トークイベント

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旅する編集者内田洋介さんが編集・文・写真・流通をひとりで手がけ発行している旅雑誌『LOCKET』。

3号の発売を記念してトークイベントを開催致します。

内田さんは2号発売時に続いて3年ぶりのご登壇です。

前回はリトルプレスや本を作り、それを届けることについてお話して頂きましたが、

今回は誌面の内容にフォーカスし、内田さんが訪れた世界の街、旅のことについて写真を見ながら語っていただきます。

 

『LOCKET』は創刊から取扱いさせて頂いておりますが巻を重ねるごとに雑誌としてのクオリティが段違いに上がっており、

内田さんの納得するまでやり抜く真摯な姿勢といつも高い目標を掲げている静かな熱意の賜物だなと敬意を抱きます。

3年前は言葉をゆっくりと丁寧に絞り出す姿が印象的でした。

今回もとても楽しみです。

 

『インドの南、ベトナムの北、チュニジアの中央』

独立系旅雑誌「LOCKET 3号」刊行記念トークイベント

4/27(土) 18:30~

参加費1500円 定員20名様

会場・ご予約 blackbird books

06-7173-9286

info@blackbirdbooks.jp

お名前、人数をお知らせください。

 

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2015.11.08ブログ

「微花」と紫苑と花の名前

当店で今人気の本がある。

「微花」という本で20代の青年が2人で作っている。

植物図鑑と謳い、内容はというと花の写真と花の名前だけが添えられている。

その写真はただ町中に咲いている花がそのまま撮られている。家の庭、軒先、道ばた、公園、何気なく通りすぎている景色にその花は咲いている。

シンプルで美しい本だ。春、夏、と出て先日秋号が届いた。

2人はお店にも来てくれた。小さな本だけれど真剣に創っているのが伝わり、こちらも応援したくなる。

 

さて、その秋号の表紙が「紫苑/シオン」だった。

僕はその名前を知っていた。

僕の好きな漫画「MASTERキートン」の短編に出てくる。

保険調査員のキートンさんはシオンの咲くイタリアはナポリの小さな町である凶悪なマフィアと戦う判事と出会う。

判事は仲間を殺され、遂には妻の身体を奪われ、殺されながらも、そのマフィアを追い詰める。

マフィアは「早く殺せ、お前は結局復讐のために戦っている、俺達と同じだ」と迫られるが、生前の妻の言葉を思い出し、踏みとどまる。

「もし私が殺されるようなことがあれば復讐するのではなく墓前にただシオンの花を供えて下さい」と妻は言い残していた。

 

その強烈な物語を読んだおかげでシオンの名前はしっかりと僕の中に刻まれた。高校生の頃だった。

花の名前はどのようにして覚えるのだろう。

祖母は牡丹が好きだった。父は秋桜が好きで、妻はプロテアという花が好きだ。桔梗は中島みゆきの歌で知った。くるりの歌詞にも花が良く出てくる。

誰かがその花を好きだと言った記憶や刻まれる物語や口ずさむ歌の中で花の名前を覚えていく。

そんな記憶を一枚一枚重ねることも生きる喜びの一つだ。

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