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2024.11.22展示
※12/8(日)は店内イベント開催のため18時閉店となります。
川島小鳥さんの写真集『vocalise』、新装版『未来ちゃん』の連続刊行を記念して、小さな写真展を開催します。
今回展示される作品は、どれも購入することができます。ぜひ会場で実物をご覧ください!
作品は全てエディション5(先着各5点まで)、全て同サイズ、同価格(30000円+税)、額装してのお届けです。
【プロフィール】
川島 小鳥 (かわしま・ことり)
写真家。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。主な作品集に『BABY BABY』(2007)、『未来ちゃん』(2011)、『明星』(2014)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)、 小橋陽介との共著『飛びます』(2019)、『おはようもしもしあいしてる』(2020)、『(世界)²』(2021)。第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2024.02.21展示
※好評につき開催期間を延長致します。3月3日(日)まで。
歌集、グッズ、特典も補充いたします!
2020年、凄まじい動員を記録したナナロク社の「詩と造本」展、約3年半ぶり2回目の開催です。
今回は話題作を発行し続けているナナロク社の「歌集」を中心に展開します。
歌人と装丁家と出版社の協働で短歌を束ねて一冊の本にする。その制作過程のエピソードから紙の名前や造本のたくらみまで詳しくお伝えする展示です。
期間中、歌人の伊藤紺さんが2月7日の17時半から在廊予定です。岡野大嗣さんも時々来店されます。
特典、グッズのご案内
・ナナロク社歌集ご購入特典(店頭のみ)
歌集の造本についての情報がまとめられたポストカードセット(12枚入)
・店頭販売グッズ
短歌アクリルキーホルダー(木下龍也9種・岡野大嗣9種)
短歌焼印しおり(木下達也9種・岡野大嗣9種)
伊藤紺×脇田あすか「〜 Relay 〜」蛇腹ポストカード
(歌人の伊藤紺とデザイナーの脇田あすかの二人展「〜 Relay 〜」の会場でのみ販売されたグッズです。伊藤の短歌を見て、脇田が絵を描き、その絵を見て、伊藤が短歌を書く……といった3往復による作品が、6枚組の蛇腹ポストカードになりました。全2種です。ミシン目で切り離しても使え、繋がったまま飾るのもいい。)
2021.12.02展示
「サイレンと犀」「たやすみなさい」(書肆侃侃房)に続く岡野大嗣の第三歌集「音楽」(ナナロク社)発売記念の展示を開催致します。
最初の2作はそれぞれ発売から7年、2年経ちますが今もロングセラーを続けており、その勢いは衰える気配がありません。
それを証明するように岡野さんの短歌によって初めて短歌に出会う人も少なくありません。
今回の「音楽」は近年詩と短歌の本に注力してきたナナロク社とタッグを組んでいます。岡野さんの創作の源にもなっている、音楽。
その音楽を表現する展示になります。
会期は年末(A面)と年始(B面)の二期で構成し、展示内容を一部入れ替えます。
メインの展示は歌集を紙面から壁面へと展開します。連作としての短歌の魅力を、新たなレイアウトや、木版への手描きなど、空間で見て読んで聴いて頂く試みです。
また岡野大嗣による朗読音声のダウンロード、岡野大嗣のコメント付き選書・選曲などの企画、そして本書の装丁画を手がけた佐々木美穂さんの原画を展示します。
細部まで岡野さんとナナロク社のこだわりが詰まった展示になります。
どうぞお楽しみに。
2020.11.14展示
※12/20までの予定でしたが大変好評につき1/17まで大幅に会期延長致します。
現在は来たくても来られない方がいらっしゃると思います。来年にでも観に来て頂けたら幸いです。
谷川俊太郎の詩集をはじめ、詩集、歌集にこだわりを持って出版し続けている『ナナロク社』の詩集フェアを開催致します。
ナナロク社の詩集は造本・装幀も素晴らしく、手に取った時の小さな喜びは何とも言いようがなく、「本が本であること」の意義を再認識させられます。
大正・昭和初期の頃から詩人たちは今では考えられないほどに贅沢で美しい詩集を製作していました。
ナナロク社はその頃の詩人たちが本に込めた想いを時遅しと言えども何とか汲み取ろうとしているように思います。
blackbird booksではその想いに賛同し、フェアを開催致します。
詩集の販売と本の造本について仕様、用紙などを細かく記したレシピを公開。
詩や短歌に興味のある方はもちろん、デザイン、装幀などにご興味のある方も楽しんで頂けます。
そして何と、ナナロク社の悲願であった田口犬男の詩集を2021年1月発売に先駆けて先行販売。→大変好評です。
是非お運びくださいませ。
2017.12.06イベント
画家と歌人の刊行記念イベント
『さとうさかな×岡野大嗣 トーク&サイン会』
日時:12月16日 17時30分開始(17時15分開場)
会場:blackbird books
参加費:500円
『とりとめなく庭が』(三角みづ紀著、ナナロク社)の装挿画を担当した画家のさとうさかなさんと、
同じくナナロク社から、今月19日に歌集を刊行する岡野大嗣さんとのトーク&サイン会を開催します。
新刊歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(木下龍也との共著)は先行販売!
この日がはじめてのサイン会です。
blackbird booksでは現在、さかなさんが原画展を開催中(12/6-12/20)であり、
なんと、当店は岡野さんの家からすぐ近く、お二人にとっては馴染みの本屋さんです。
さかなさんの原画と本の数々に囲まれながら、画家と歌人が響きあう、特別な時間を味わいに来てください。
当日は、さかなさんのライブドローイングを14時~17時まで開催しています。
終了後に一度お店を閉じて準備をいたしますので、トーク&サイン会は17時15分頃からの入場となります。
ご予約はお電話(06-7173-9286)、メール( info@blackbirdbooks.jp )にて承ります。
定員になり次第受付終了とさせて頂きます。
【書籍について】
題名:『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』
著者:木下龍也 岡野大嗣(共著)
挟込小説2篇:舞城王太郎
装丁写真:森栄喜
装丁:大島依提亜
仕様:B6変形上製、136ページ
発売日:2017年12月19日
定価:1400円+税
刊行:ナナロク社
◆概要◆
高校生男子ふたりのゆれる7日間を、歌人「木下龍也×岡野大嗣」が短歌で描く。
木下と岡野は同じ時期に歌を詠み始め、山口と大阪という離れた場所にありながら
当初から互いを意識し、影響を受け、高めあってきました。
第1歌集が共に4刷をこえるなど、新世代最注目の若手歌人です。
本書では、そのふたりがそれぞれ男子高校生に成り代わって、
7月1日から7日まで、梅雨が明け暑さが迫る7日間の物語を紡いでいきます。
連なる歌に散りばめられた高校生ふたりの何気ない日常や、二度と戻らない一瞬のまばゆさ、
不安定な心情が瑞々しく織り上げられ、やがてクライマックスを迎えます。
一首一首が完成されながら、大きな物語を構成する、新たな傑作歌集が誕生しました。
◆プロフィール◆
木下龍也(きのした・たつや)
一九八八年一月十二日、山口県生まれ。歌人。二〇一三年に第一歌集『つむじ風、ここにあります』を、
二〇一六年に第二歌集『きみを嫌いな奴はクズだよ』を出版。同じ池に二度落ちたことがある。
岡野大嗣(おかの・だいじ)
一九八〇年一月一日、大阪府生まれ。歌人。二〇一四年に第一歌集『サイレンと犀』を出版。
反転フラップ式案内表示機と航空障害灯をこよなく愛する。
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