本とわたしを離さないで

2024.09.12展示

10.4 – 10.27 齋藤陽道写真展「生きる」

2024年10月、blackbird booksでは初となる熊本在住の写真家齋藤陽道さんの写真展を開催します。

齋藤さんには来阪の際に何度か当店に足を運んで頂き、交流を重ねて来ました。

写真集『感動』(赤々舎・絶版)『感動、』(赤々舎)には心揺り動かされるものがあり、いつか生のプリントを展示出来たらと願っていました。このような機会を得ることが出来、とても嬉しいです。

作品や写真集のほか、文筆家としても活動される齋藤さんの著作も販売予定です。

作家は10月6日の午後より在廊予定です。

 

齋藤陽道

1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校を卒業後、2020年から熊本県に在住。現在、熊本現代美術館で「ライフ2 すべては君の未来」展に作品が展示されており、展示期間は2024年10月5日(土)から12月8日(日)まで。

障害者プロレス団体「ドッグレッグス」に「陽ノ道」として所属し、プロレスラーとしても活動。2010年には「写真新世紀」で優秀賞を受賞し、2013年にはワタリウム美術館で個展を開催。2014年には日本写真協会新人賞を受賞。写真集『感動』および続編の『感動、』(赤々舎)は、木村伊兵衛写真賞の最終候補となる。

著書には、『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社・第65回熊日文学賞受賞)、『ゆびのすうじ へーんしん』(アリス館)、『育児まんが日記 せかいはことば』(ナナロク社・Eテレ放送『しゅわわん!』の原作)、『異なり記念日』(医学書院・シリーズ「ケアをひらく」、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)などがある。
また、2022年にはEテレ『おかあさんといっしょ』のエンディング曲『きんらきら ぽん』の作詞を手がけ、写真家や文筆家としてだけでなく、幅広い活動を展開している。