本とわたしを離さないで

2021.01.30展示

2/17(wed)-3/7(sun) アサノタカオ随筆集『読むことの風』刊行記念 nakaban装画展

2020年10月の発売以来、多くの方に手に取って頂いている『読むことの風 / アサノタカオ』の装画を手がけているnakabanさんの原画展です。

nakabanさんの絵は毎年一度は飾らせてもらっている気がしますが(それだけ本に深く関わってらっしゃいます)、今回は店主も個人的に大好きなコップの絵が並びます。

本も絵もとてもいい風が流れていて、店内も素晴らしい空気になると思います。

 

”「旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震えるきみに教える」。サウダージ・ブックスの編集人であるアサノタカオさんが書籍や雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイ、コラム、旅のノートに記したことばを集成した『読むことの風』。ひとりになって自分自身を見つめ直す時間のなかで、世界や他者につながることの意味を問いかける随筆集です。本書の刊行を記念し、装画・本文イラストに使用した画家 nakaban さんの「コップの絵」などの原画を展示します。”(サウダージ・ブックス)

 

【著者紹介】
アサノタカオ
1975年生まれ。編集者。大学卒業後、2000年からブラジルに滞在し、日系移民の人類学的調査に従事。2009年よりサウダージ・ブックスの編集人をつとめるかたわら、現在は新泉社・野草で詩人・山尾三省の本などの企画編集を担当している。

nakaban(なかばん)
画家。広島市在住。絵画、書籍の装画、文章、絵本を発表している。主な著作に絵本『よるのむこう』(白泉社)、『ことばの生まれる景色』(辻山良雄との共著、ナナロク社)、『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修作との共著、ミシマ社) など。