本とわたしを離さないで

2018.04.01展示

四月十七日(火)~五月六日(日)寺田マユミ・土門蘭 絵と短歌展『目覚めたら ふたりは世界の果てにいる』

2017年の年末に届いた短歌とイラストの小さな本「100年後あなたもわたしもいない日に」

顔見知りであるかもめブックスの柳下さんが作る本、寺田さんのイラストが載る本、

そんな欠片のような情報をSNSの片隅で見つけた僕は本が完成するのを待った。

何よりそのタイトルに惹かれた。(これはある短歌の上の句)

僕らがいない世界を想像出来るのか。

僕らがいない世界を愛せるのか。

それは僕らの生き方にも関わってくることだと思っている。

この本は100年後も世界が美しくありますように、と願う祈りのような本だ。

その本を年末からコツコツと届けてきて、今回お店で展示を開催することになった。

見に来ていただける方にとってこの展示が100年後に想いを託せるような道しるべになればいいと願っている。

 

・絵と短歌展『目覚めたら ふたりは世界の果てにいる』 4/17(火)~5/6(日)

土門蘭による書籍未収録の短歌20点を選び、寺田マユミがイラストを描き下ろし

書籍からも12点の「短歌とイラストのペアリング」を選び、新たに額装

作品は全て販売予定です

 

・トークイベント『本をつくるひと vol.4 「100年後あなたもわたしもいない日に」が出来るまで』

4/28(土)18時より

寺田マユミ(イラストレーター)、土門蘭(作家、文鳥)、柳下恭平(かもめブックス店主、編集者、校閲家、文鳥)、岸本敬子(デザイナー、装釘)によるクロストーク

出会い、出版社、書籍が出来るまでの成り立ちを語って頂きます

定員:20名

参加費:1000円

ご予約:blackbird books 06-7173-9286 info@blackbirdbooks.jp (お名前、ご連絡先、人数をお知らせください)

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