2018.06.04イベント
『二〇一七年、わたしは米、大豆、鶏卵を自給した。このことで、わたしの中に何かが決定的に生じた。いわばこれはある種の自信である。社会的な、ではなく生物的な自信が。一生物としての充足感と
いいかえてもいい。わたしははじめて人間になれた気がした。何者かではなく、ひとかどのホモ・サピエンスに。』
『つち式』(本書籍は6/20頃店着予定です)
「生きる」という、今や比喩表現でしかないこの営みを、あくまで現実的に根柢から生き直そうとする試み。
異種生物たちを利用し、異種生物たちに利用されながら成り立つ人間の生の本然を、より生きるための「ライフマガジン」
大阪から奈良の里山へ移住した著者が記した「本当のライフマガジン」、『つち式』
土を踏みしめ、水の手触りを感じ、生き物たちの音に囲まれながら立ち上がった新しい生活の営み、社会との関係。
blackbird booksでは今回、「本をつくるひと」の第五弾として著者の東千茅さんと編集、デザインに携わった「微花」のお二人にこの本の成り立ちを語って頂きます。
当日は東さんが作ったお米を箕面の「季節といなり豆椿」さんが握ったおにぎりをふるまいます。
著者:東千茅(あづま ちがや)
二十七歳、男。
二〇一五年、大阪から奈良へ移住。家庭教師などをして最低限の生活を得ながら、日々の大半を稲作や養鶏などの自給仕事に費やしている。
6/26(火)19:30~21:00 本をつくるひと vol.5 『十全に生きるために』「つち式」創刊記念トークイベント
参加費 1000円(豆椿のお茶とおむすび付き)
ご予約 店頭、お電話、メールにて承ります。
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