2015.04.19ブログ
魔法
店内に20代のカップル、40代男性一人、60代ぐらいの女性一人。
カップルは何やら囁きながら、他の二人は黙々と本を読んでいる。
そこへ3歳ぐらいの子を連れた母親が入店。（この時点で当店は満席状態だが、ここではそれは置いておく）
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子どもは母親の手を離れて動き回る。
そうすると、お店の空気がいっぺんに変わるんです。
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みんな少し微笑んで、年配の女性は子どもに話しかけたりなんかしたりして。
あの子どもが持ってるモノって何て言うんですかね。何て呼ぶんでしょう。
お店だけではなくて、日常生活でもたまにありますよね。
よく喜劇やお笑いで言う「緊張と緩和」とも違うんですよね。
子どもを持つとそういう幸せな空気により敏感になった気がします。
とりあえず僕は「魔法」と呼んでみることにします。
あ、魔法がかかった、なんて一人でこっそり呟いておきます。
今日も一回かかったんです、魔法。
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