本とわたしを離さないで

2013.04.02ブログ

オノ・ヨーコ / グレープフルーツジュース

しばらく、長い間、この本をずっと机に置いていつでも読めるようにしていました。
気づいたら二冊あって、誰かにプレゼントをしました。
誰かは忘れてしまいましたけど。

初めて読んだ時、オノ・ヨーコって凄い!と思いました。
ジョン・レノンが「yes」の文字をルーペで見て雷に打たれた気持ちになったみたいに。

50の詩というか、センテンス、インストラクション、何と言えばいいか分からないですが、言葉が収められています。

僕は次の言葉が好きです。

「心臓のビートを聴きなさい。」

「地球が回る音を聴きなさい。」

「立ち尽くしなさい。 夕暮れの光の中に。 あなたが透明になってしまうまで。 

じゃなければ あなたが眠りに落ちてしまうまで。」

50個全て並べてしまいそうなのでここで止めておきます。

お店を開いたなら、ずっと並べて置きたい一冊なんです。