本とわたしを離さないで

2018.10.08ブログ

blackbirdからの手紙 6 2018.10.7

初めての運動会お疲れ様。

あなたが胸を上下させながら大の字に寝っ転がっているのを見ると、僕は幸せです。

幸せって何でしょうね。

こんな風に僕があなたを見ている毎日の中のほんの少しの時間を、幸福と呼んで言いのだと思います。

僕にとっての幸せという意味です。

今年の夏は地震や台風で色々あったけれど、同じ屋根の下、すやすやと眠れていることに幸福を感じています。

何年か先に僕は「ああ、あの夏も何だかんだ3人で一緒に暮らせて幸せだったな」と思うでしょう。

ふとそういう確信を持ちました。その時に、家族がどうなっているにせよ。

 

あなたがいつか今のことを幸せだったなと思うかはわかりません。

そう思ってくれたらもちろん嬉しいですが、それ以上に嬉しいのはあなたが今の僕と同じように誰か大切な人が側にいて、その時幸せを感じてくれていることです。

鈍感な僕も最近気づいたのですが、人は一人では幸福にはなれないからです。

子どもでも、夫でも、恋人でも、友人でもいい。

この人といるときが一番幸せ、と言えるような人に出会えることを願っています。