2017.09.01ブログ
昨夜、家に帰ったらあなたは興奮しながら手紙を書いたので見て欲しいと走り寄ってきました。
それはお母さんの大切な友人であり、あなたも大好きな友人へ宛てた手紙でした。
それは「今度保育所に来て欲しい。そして一緒に帰ってご飯を食べに行こう」という内容でした。
彼女につらい出来事があり、お母さんが贈り物をすることを聞いてあなたは手紙を書く事を思い立ったのでしょう。
僕が「どうしてご飯を一緒に食べたいの?」と聞くと
あなたは「寂しくない?とか聞くよりも一緒にご飯食べようと誘った方が喜んでくれるかな、と思って」とすっと答えました。
僕はその答えに驚き、喜び、何だか嬉しくなりました。
彼女はきっと喜んでくれると思います。
もちろんお母さんも。
僕は今、あなたのその優しさがどこから生まれたのか考えていました。
お母さんのことを見て学んだのか、それとも生まれた時から持っているものなのか。
人を憂うと書いて優しさだからあなたはちゃんと彼女のことを、彼女の悲しみを考えていたのですね。
いづれにせよ僕はぶっきらぼうで鈍感な人間なのであなたのような思いやりをちゃんと持たなくてはと思いました。
あなたの成長が僕の成長にも繋がっています。
ありがとう。
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